ロムセット=souledgeaa,souledgeua,souledgeja
[ ストーリー ]
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16世紀、戦乱の吹き荒れる世界で、伝説の剣“ソウルエッジ”を求めて、各国に勇士が世界 を旅する物語。
ある者は祖国を守るため、またある者は自らの過去を探すため、そして、またある者は“ソウルエッジ”を破壊する
ために…それぞれの思惑をもって手に入れようとする。各々の“ソウルエッジ”に対する各勇士の解釈は、噂によっ
てかなり異なる
しかし、“ソウルエッジ”の、真の姿とは…!?
歴史に選ばれて人は戦士となり、歴史に刻まれて戦士は英雄となる。歴史と世界を越え、永遠に語り継がれる剣と魂
の物語の扉が、今開かれる！
[ 基本操作方法 ]
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○レバー
8方向レバーで操作。
・ダッシュ レバーを→ か← に2回連続入力
・走る 相手とある程度距離を保ち、レバーを3回連続入力
・ガード ガードボタン を押す
・ジャンプ ↑ 要素、長押しで大ジャンプ
・手前避け ↓ ↓
・奥避け ↓ ↑
○ボタン
・Aボタン 横斬り(A攻撃)
・Bボタン 縦斬り(B攻撃)
・キック キック(K攻撃)
・4ボタン ガード
○ダウン攻撃
↑ Aボタン or ↑ Bボタン 長押しで大ダウン攻撃
○起き上がり
・奥へ横転 ↑
・手前へ横転 ↓
・後転 ←
・前転 →
・横転後に後転・前転 横転中← or →
・クイック回復 4ボタン 連打
・起き上がり中段武器攻撃 起き上がり中にAボタン or Bボタン
・起き上がり下段キック攻撃 起き上がり中にキック
○投げ
・基本投げ技 Aボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン
・投げ抜け 投げられた瞬間にAボタン ＋ 4ボタン で投げ抜け
[ 武器ゲージについて ]
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このゲームには武器の耐久力という概念がある。
相手の攻撃をガードしたり、クリティカルエッジを発動したりすると減少し、ゲージが0になると武器は弾きとばさ
れてしまい、素手で戦わなくてならない。ゲージは次のラウンドで一定量回復し、武器も復活する。
[ 特殊入力 ]
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○クリティカルエッジ
コマンド：Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック
武器ゲージが約1/3減少する。追加入力で更にダメージを与える事が出来る。武器ゲージが緑で縁取られている
時に発動させる事が出来る。
○ガード不能技
技の出る途中までは4ボタン でキャンセル出来る。キャラクター毎にコマンドが異なる
○ガードインパクト
コマンド：→ ＋ 4ボタン
相手の武器攻撃がヒットする直前にタイミング良く入力すると、相手の攻撃を弾く事が出来る。ガードインパク
トを成功させた方は少しだけ先に動く事が出来る
○鍔ぜりあい
武器攻撃が互いにぶつかりあった場合発生する。攻撃ボタン を連打し、下記の相性に準じて勝ち負けが決まる。
Bボタン (縦斬り)
↗ ↘
(横斬り)Aボタン ← キック(キック)
同じ攻撃ボタン を押した場合相打ちになる。
○リプレイ時のカメラ操作
カメラ位置の移動：レバーで操作
ズームイン ：Bボタン
ズームアウト ：Aボタン
[ 御剣 平四郎 / ストーリー ]
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[ 御剣 平四郎 ]
○ストーリー後に“戦国の用心棒”“孤狼剣士”の別名で戦国に勇名を馳せた若武者。だが、彼とまみえた事のある
武将・剣豪からは「鬼神」の如くいわれていた彼も、元々は備前国(岡山)に住む農民であった。
生まれつき体格に恵まれた彼は、その余りある腕力で農作業を誰よりも楽しんでいた。
彼曰く「おにごっこに次ぐいい運動」だったらしいのだが、耕しても耕しても軍馬に蹂躙される田畑をみているう
ちに、とうとう馬鹿らしくなった。
「……荒されて苦労するより、荒し回った方が楽じゃねえか!」
14歳の冬、両親が他界したのをきっかけに、彼は鍬を捨てて刀を取った。彼は地方豪族のもとで剣技を身に付ける
と、備前の戦国大名浦上氏の『先備（さきそなえ）傭兵隊』に加わり、そこで「御剣」の姓を名乗るのである。
我流に近い剣技ながら、馬力に任せて敵を薙ぎ倒す様は将に「鬼神」であり、また農耕で鍛えた足腰は、山城攻略
戦にいかんなく発揮される。無論、相当の戦果を収めた彼がそのまま放っておかれるはずがなく、数度合戦を行う
内に『武士として仕えろ』との誘いも来た。しかし単に“己が力を強い者にぶつけたいだけ”の御剣には全く興味
がない。…結局しばらくの後、彼は惜しまれつつ浦上氏の下を去ったのである。
さて、すっかり己の力に自信を持った御剣。さらに自信を深めるべく、あらゆる戦いに参加する勢いで傭兵稼業を
開始した。“戦国の用心棒”の異名はこの時期に付いたものだがこの事からも、彼がいかに暴れ回ったかが解ると
いうものだ。ところが戦国の世に、御剣すら太刀打ち出来そうにない武器が現われてしまった。それは「種子島」
こと火縄銃……いわゆる、鉄砲である。
「ナニ、「てっぽう」？そんなに凄いのか、こんな筒ッポが？」実物を見せられても御剣には到底信じられなかっ
たが、この「鉄砲」によって確かに“最強の武田騎馬軍団”が壊滅しているのである。太刀一本で渡り歩いてきた
御剣にとって、これはあってはならない事態と言えた。何とかして鉄砲に勝る何かを見つけないとまずい。鉄砲な
んて便利な武器がまかり通ったら“強い奴を求める旅”を楽しむどころか、こっちが失業してしまうではないか!!
第一、「鉄砲最強伝説」など、彼のプライドが許すはずがない。そんな彼の耳に“伝説の剣・そうるえっじ”の噂
が流れて来た時、御剣は思わず小躍りしそうになった。それだ！そいつなら、鉄砲なんてイチコロに違いないぞ！
もともとかなり大雑把な性格の御剣は、とにかく船に乗って世界をくまなく捜そうと考えた。船なら、瀬戸内の海
賊衆に頼めばなんとかなるだろう……。四国を目指して再び備前国に戻った彼は、美作、安芸を経由して伊予国
（愛媛）へと渡る。そして、目前に広がる海を岸壁から望み、彼は力強く頷いた。
この海の向こうに、俺の求める“そうるえっじ”はある!
○プロフィール
国籍：日本
年齢：22歳 6月8日生まれ
身長：5尺6寸(168cm)
体重：16貫目(59kg)
血液型：AB型
家族構成：両親、兄弟はいずれも病死
携帯武器：1P・日本刀「是藤」2P・太刀「榊」
流派：天賦古砕流
○ステージ設定
瀬戸内海賊衆（毛利水軍）、能島村上氏の本城・「能島城」
御剣平四郎が、船を調達するために訪れた村上氏の城。島全体で城をなす“海賊城”であり、補給、軍港、海の関
の役割を果たす。 本来は小規模な施設の複合体で形成されていた。だが丁度その頃、毛利側の脅威だった秀吉
の中国征伐が一時挫折（『本能寺の変』による織田信長の死を隠しきれず、備中高松城の水攻めが失敗した事が原
因）そこで直接的脅威の去った折を見て、新築城法に基づいた改築を行なった。…結果「能島城」は、立派な天守
閣や多聞櫓等を有する、いわゆる「城」となっていたのである。御剣来訪の直後にちょうど水軍間の戦闘が発生し
村上水軍は一斉に出陣する。このとき、御剣は「船を出す引き換え」として、城の守備を依頼されたのである。快
く受けた彼は、「能島城」にて、しばし旅装を解くこととなった。
[ 御剣 平四郎 / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
掛 Aボタン 上
双掛 Aボタン Aボタン 上/上
巴掛 Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
掛旋 Aボタン Aボタン ↓ Aボタン 上/上/下
掛神楽 Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
贄払 ← Aボタン 上
脛旋 ↙ Aボタン 下
拝 Bボタン 中
拝摺 Bボタン Bボタン 中/中
拝巻 Bボタン Bボタン Aボタン 中/中/上
巻旋 Bボタン Bボタン Aボタン ↓ Aボタン 中/中/上/下
巻神楽 Bボタン Bボタン Aボタン Bボタン 中/中/上/中
風穴 → Bボタン 中
贄掠 ← Bボタン 中
空神楽 → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
蹴 キック 上
横蹴 ↘ キック 中
弾刺 ← キック 中
弾割 ← キックBボタン 中/中
稲穂巻 ↓ キック 下
稲穂刈 ↓ キックBボタン 下/中
朧神楽 Aボタン ＋ Bボタン 中/中
炎吠 → → Aボタン ＋ Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
差踏 ↓ ↘ → 特殊移動
滑リ淡雪 走ってキック 下
殺メ時雨 Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
離レ是藤 Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
榊ノ餞 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
八卦ノ鎬 ← Aボタン ＋ 4ボタン 返し投げ技 特定武器攻撃に対して
六道ノ捌 ← Bボタン ＋ 4ボタン 返し投げ技 特定武器攻撃に対して
畦縫 ↘ Bボタン ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
三途ノ渡 Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・← ↙ ↓ ↘ → Bボタン ＋ キック 中 クリティカルエッジ
[ 成 美那 / ストーリー ]
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○ストーリー
「放してよお父さまっ!! 私、絶対に、探しに行くんだからぁ!! 」
李氏朝鮮(韓国)の智異山に、混沌とした時代にはおよそ適わぬ声があがった。
「この馬鹿者! 何をどうすれば、そんな短絡的な答えになるんだ、ミナ! 」
「痛ったっ、またそうやって子供扱いする! “我が祖国”の為なんだよ! 」
…門前で父と思しき人物に小突かれている彼女は、名を「成美那」という。厳格な武闘家の家庭に生まれ、幼い頃
から武具と共に育った彼女には当然武闘の心得があり、特にその斬馬刀裁きは、父ですら最近叶わないほどの腕前
である。ところがこれだけの力を秘めながら、華奢で童顔というその外見から、よく小娘扱いされては近所の男共
にからかわれていた。そんな時、普通の娘なら「泣いて家の門に逃げ込む」ところであろうが男共は逆に片っ端か
らタンコブだらけとなった。
「今度同じこと私にいったら、そのときはこんな棒切れじゃ済まさないよ! 」
父・漢明は日頃から“己に何より厳しい、男児に劣らぬ忠義の人であれ”と彼女に説いて聞かせていた。『多少の
解釈の相違』は否めないが、なるほど概ね教え通り、健やかに育ったと言えなくもないだろう。でもまあ、と父は
目蓋を閉じて思う。いいんだ、このまま美那が素直なまま側にいてくれれば…それで、いいんだ。
だが『歴史』が、彼女ほどの人材をみすみす見逃すはずがない。
近年本国の政情は大いに揺れており、お世辞にも泰平の世とは程遠い状況であった。それでもなお他国の介入が無
かったのは、偏にアジア全ての国々が何らかの乱世に在ったからに他ならない。しかし、ついに海を挟んで横たわ
る隣国…日本が、他国に先んじて国内平定の狼煙を上げつつあった。「安定した国家」は「視野」を広く持つこと
が出来る。「視野」が広がれば「隣国の混乱」が嫌でも目に入る。そして目に入る「隣国の混乱」に手を伸ばす余
裕が「安定した国家」にはあるが、その手を払う余裕は「混乱した国家」には無い…。
『政情不安な諸国の中に安定した国が一国出現する』という事がどんな意味を持つか、乱世に生きる者達は誰もが
知っていた。そう、次は我が身が危ないのである!祖国を愛する者達は、水軍提督・李 瞬臣を中心に海岸線の要塞
化を開始、沿岸防衛隊を組織し、いずれ牙を剥くであろう隣国への備えを着々と整えていく。
そんな藁にもすがりたい彼等にとり、西から伝わる『救国の剣"ソウルエッジ"』の噂はとても魅力的であった。噂
は瞬く間に国土中に広まり、やがて、美那の耳にも届く。このころには、彼女も祖国を愛する一人の“乙女”に成
長していた。だが、いくら武闘の達人とはいえ女である。結局、それを理由に『沿岸防衛隊』等の組織に参加出来
なかった彼女は、この噂に真っ先に飛びついた。この剣があれば、我が祖国を護れるかもしれないんだ、絶対に探
さなくちゃー!
噂を小耳に挟むや彼女は自宅に取って帰し、『旅支度』を手身近に済ませてしまう。そして、何か言われる前に家
を出ようと試みるのだが、ばかでかい斬馬刀を肩に掛けた姿が目立たぬはずがない…。たちまち父に発見された美
那は、門前で捕まって小突かれた。
「"ソウルエッジ"に関しては、既にうちの『黄星京』が国直々の命令で捜索に行っておるではないか!それに“噂”
そのものが単なる虚報だったら何とする!? 」
父の言う通り、「黄星京」という同じ「成家式大刀術」門下では随一の武闘家が、少し前から捜索に旅立っている
また“祖国を惑わす他国の作戦”である可能性も無論否めなかった。でも…。
思わず父に諭されそうになった彼女は、意を決して拳を握りしめる。そして思い切り。
−お父さまごめんなさいっ!!
○プロフィール
国籍：韓国
年齢：16歳 11月3日生まれ
身長：5尺3寸(159cm)
体重：12貫目(46kg)
血液型：A型
家族構成：父・成 漢明 母・弟は病死
携帯武器：先祖伝来の斬馬刀「紅雷」
流派：成家式大刀術
○ステージ設定
成 美那が、旅立ちの際に立ち寄った、町の由緒ある古寺 紀元4世紀頃に建立され、後10世紀頃に僧/改築された無
名の寺。但し、14世紀までは栄えていたのだが現在では無人で、良識ある町民達の手で維持されている。建築様式
等に他の寺との差はないが、ハトにとって一番居心地の良い寺である事だけは確かである。
[ 成 美那 / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
刀撃 Aボタン 上
連牙撃 Aボタン Aボタン 上/上
刀撃蹴 Aボタン キック 上/上
連牙疾風刃 Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
連牙疾風脚 Aボタン Aボタン Aボタン キック 上/上/上/中
連牙地掃脚 Aボタン Aボタン Aボタン ↓ キック 上/上/上/下
連牙揚風刃 Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
連牙転脚 Aボタン Aボタン キック 上/上/上
刃柄連撃 Aボタン → Aボタン 上/上
背転柄撃 Aボタン → Aボタン Aボタン 上/上/上
背転柄撃蹴 Aボタン → Aボタン Aボタン キック 上/上/上/中
背転柄撃掃蹴 Aボタン → Aボタン Aボタン ↓ キック 上/上/上/中
速柄撃 → Aボタン 中
柄撃蹴 → Aボタン キック 中/上
纏糸斬撃 ↘ Aボタン 中
断撃 Bボタン 中
断襲刃 Bボタン Bボタン 中/中
背転断襲刃 Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
潜牙断襲刃 Bボタン Bボタン ↓ Aボタン 中/中/下
烈纏糸 Bボタン Aボタン 中/上
滅纏糸 Bボタン ↓ Aボタン 中/下
断撃蹴 Bボタン キック 中/上
尖撃 → Bボタン 中
連尖撃 → Bボタン Bボタン 中/中
尖纏糸 → Bボタン Aボタン 中/中
潜牙連尖撃 → Bボタン ↓ Aボタン 中/下
進断撃 ← Bボタン 中
断撃伐採儀 ← Bボタン ↓ Aボタン ＋ Bボタン 中/中 ダウン中の相手にもヒット
揚撃 ↘ Bボタン 中
側面蹴 キック 上
腹突蹴 ↘ キック 中
鉤爪蹴 ← キック 上
滑面蹴 ↙ キック 下
舞葉蹴 ← → キック 上
回天蹴 → → キック 中 2回目の→ は長めに入力
回天跳蹴 → → キックキック 中/中
回天跳撃蹴 → → キックキックキック 中/中/中 2回目の→ は長めに入力
潜身蹴 走ってキック 下
旋陣粉砕儀 Aボタン ＋ Bボタン 中
旋陣烈纏糸 Aボタン ＋ Bボタン ・→ Aボタン 中/上
旋陣斬馬撃 Aボタン ＋ Bボタン ・→ Aボタン Bボタン 中/上/中
重旋陣 Aボタン ＋ Bボタン ・→ ↘ ↓ ↙ ← Bボタン 中/中
円舞刃蹴 Bボタン ＋ キック 中
跳天腿 Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
柄首狩落 Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
脱肩倒 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
岩砕蹴 ↘ キック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
成式揚身伐採儀 ↗ Aボタン ＋ Bボタン ガード不能
成式奥義連断儀 Aボタン ＋ Bボタン キック・← ← Aボタン ＋ Bボタン 中 クリティカルエッジ
[ タキ / ストーリー ]
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○ストーリー
現在でいうところの“妖怪ハンター”を兼ねている「忍者」。両親は無く、物心の付くまでは、おなじく「忍者」
であるトキに育てられていた。…戦国時代において、密偵や謀略などの特殊作戦のエキスパートである「忍」を抱
えている武将は多かったが、彼女はその意味での忍者ではない。古来より特定の領国や根城を持たぬ『世を忍ぶ一
族』としての「忍者」であった。その為か、彼女の一族には「俗世間の民」には失われた能力を持つ者が数多く現
れる。或る者は「能力」を手土産に戦国大名の配下となって腕を振るった。或る者は「能力」を捨て、普通の民と
しての生活を目指した。だが、生まれながらに「霊力」を授かっていたタキは、影で人の世を脅かす邪を討つべく
、妖怪退治をしながら日本各国を回る道を選んだのである。特に今は戦乱の世…怨念や執念が、国中に溢れていた
。ところで、彼女は妖怪退治の仕事が多い為かなり武装しているが、その殆どは自分で造ったものである。そして
それは「彼女一番の趣味」となっていた。無論こればかりは特殊能力ではなく、彼女がその必要性から一生懸命修
得した「技術」である。しかも独学であった為に、「古来からの伝統にとらわれない様式」で製作されており、特
に霊力を封じて鍛え上げた愛刀「裂鬼丸」はその最高傑作であるはずだった。だが、その「裂鬼丸」に、南蛮から
魔剣"ソウルエッジ"の噂がやって来た辺りから、異変が起き始めたのである。古代の悪霊が具現化して生まれた妖
怪“猛怒託妖”を封印してある神社が、この戦乱で寂れてしまったことで、封印がとけそうになっている…。
依頼を受けたタキは早速、近江国にある、その神社へと向かった。そして着いてみると…いるわいるわ、妖怪では
ない、霊魂の様なものまでがそこには溢れていたのである。封印を破ろうとする“猛怒託妖”の力が、それらを呼
び出したに違いなかった。これは、なかなか仕事のしがいがあるわね…。彼女はいつもの様に「裂鬼丸」を抜くと
、一文字に雑魚妖怪を斬りつけた。−と、雑魚妖怪はまるごと、一瞬で消滅してしまったのである。大抵のことに
は全く動じない彼女も、これには思わず目をまるくした。“消滅”…おかしい、斬れることはあっても、消滅する
なんてあまりにも威力が強すぎる！そもそも「裂鬼丸」は自分の作品である。こんな力まで、この刀に封じた覚え
は彼女にはなかった。
“猛怒託妖”を再封印した後、灯篭に腰掛けたタキはしばらく考え込んでしまった。どう考えても「裂鬼丸」は何
か別な「強い物」と共鳴しているとしか思えない。しかもそれは『この日本』には無いものだ。あるのであれば、
とうの昔に知っているだろう。と、するならば、多分…。
魔剣"ソウルエッジ"の事を聞いてからかしら?
…まさかとは思うが、時期的にこれしかきっかけに相当する出来事は、無い。『世を忍ぶ一族』タキは、魔剣”ソ
ウルエッジ”の噂をたどってみる決意をした。愛刀「裂鬼丸」を、より強力な剣に出来るのなら、この際世界中を
旅しても構わない。
○プロフィール
国籍：日本
年齢：16歳 生年月日不明
身長：5尺7寸(170cm)
体重：15貫目(55kg)
血液型：A型
家族構成：両親、兄弟は病死
携帯武器：忍者刀「裂鬼丸」
流派：夢想抜刀流
○ステージ設定
タキが再び封印にやってきた、竹薮に囲まれた妖怪封じの社
以前タキによって建てられた、古代の妖怪“猛怒託妖”を封じる為の神社。呪縛を施した岩畳の地下の古木の根に
本体を封印し、さらに地脈の出口であるほこらを神社としたのである。しかもその鳥居は「邪の眼」を惑わす為に、
５箇所、岩畳を囲う様に立っている。…これらの事からも、いかに“猛怒託妖”が恐ろしい妖怪かが伺えるという
ものだ。
[ タキ / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
裂抜 Aボタン 上
裂組 Aボタン Aボタン 上/上
組討伐 Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
断変 Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
忍変 Aボタン Aボタン ↓ キック 上/上/下
乱破 Aボタン Bボタン 上/中
組乱破 Aボタン Bボタン キック 上/中/上
烈誅 Aボタン キック 上/上
烈 → Aボタン 上
苛烈 → Aボタン Bボタン 上/中
迅烈 → Aボタン Bボタン Bボタン 上/中/中
惨烈 Aボタン Bボタン Bボタン Bボタン 上/中/中/中
忍蔦 ↙ Aボタン 下
逆手返 → → Aボタン ↑ 2回目の→ は長めに入力
断抜 Bボタン 中
断組 Bボタン Bボタン 中
組征伐 Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
烈変 Bボタン Bボタン Aボタン 中/中/上
組誅伐 Bボタン Bボタン Aボタン キック 中/中/上/上
十字 Bボタン Aボタン 中/上
十字組 Bボタン Aボタン キック 中/上/上
十字架 Bボタン Aボタン → キック 中/上/中
忍十字 Bボタン Aボタン ↓ キック 中/上/下
断誅 Bボタン キック 中/上
鉄砲駆 → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
誅 キック 上
連誅 キックキック 上/上
三連誅 キックキックキック 上/上/上
水面誅 キックキック↓ キック 上/上/下
誅滅 キックキックAボタン 上/上/上
疾殺 ↘ キック 中
疾空殺 ↘ キックキック 中/中
疾空滅殺 ↘ キックキックキック 中/中/中
天誅 → キック 中
喝誅 ← キック 上
潜針誅 ↓ キック 下
撃誅 ↓ キックキック 下/中
麿蠍破 → → キック ↑ 2回目の→ は長めに入力
風車 ↓ ↘ → 特殊移動
疾風車 ↓ ↘ → Bボタン 中
竜巻車 ↓ ↘ → Bボタン キック 中/上
鎌尾 ↓ ↘ → キック 下
闇撫 立ち上がり途中Bボタン 特殊中段
闇縛 立ち上がり途中Bボタン Bボタン 特殊中段/中 ダウン中の相手にもヒット
鉢割 立ち上がり途中キック 中
滑誅 走ってキック 下
地旋誅 Aボタン ＋ キック 特殊中段 2回ヒット
裏天誅 Bボタン ＋ キック 中 相手に背中を向けた状態で
笹火宙 → → Aボタン ＋ キック 特殊移動 2回目の→ は長めに入力
卒塔婆返 Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
送火 Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
釣瓶落 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
崖渡 ↓ ↙ ← Bボタン ＋ キック 投げ
溺倒 ← Aボタン ＋ 4ボタン 返し投げ技 特定キック攻撃に対して
魔灼蹴 ← Aボタン ＋ 4ボタン 返し投げ技 特定キック攻撃に対して
霧笹火 ↘ キック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
封魔龍炎剣 → ↘ ↓ ↙ ← Bボタン ガード不能
封魔百鬼断 Aボタン Bボタン キック・↓ ↑ Bボタン ＋ キック 中 クリティカルエッジ
[ 季 龍 / ストーリー ]
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○ストーリー
大帝国“明”は、偉大な永楽帝の没後、『北虜南倭』…というよりも、特に南方より侵入する「倭冦」に苦しめら
れていた。果たして、南蛮の戦列艦すらその航路を譲り、その艦長をして“東洋のバイキング”と言わしめた日系
の海賊集団「倭冦」は日増しに略奪範囲を拡大。そしてとうとう帝国領土沿岸の漁村・港湾を全て壊滅させてしま
う。ここに至り時の皇帝は、民を救う為、またかつての国威を復興させる為、さすがにその重い腰を上げた。つま
り、「倭冦の源」日本に刺客を送り込んだのである。またそれには、隠された任務として、西洋にて最近聞くよう
になった英雄の剣“ソウルエッジ”の捜索も含まれていた。しかし当の刺客・李龍は、“ソウルエッジ”捜索には
余り乗り気ではなかった。大体こんな“虫のイイ噂”に流される様だから祖国はなめられるのだ。
だからしばらく潜伏していても“ソウルエッジ”の情報が掴めないと知るや、彼は早速戦国の世に隠れて「倭冦」
撃滅を企てた。しかし実際の標的は「倭冦」にとどまらず、盗賊衆や名の売れた豪族、野武士、はてには戦国大名
にまで及んでいる。無論、彼の行動は「命ぜられた任務」をはるかに逸脱していた。しかし、『将来祖国の仇とな
りそうな芽」をすべて摘み取ってしまおうという鉄壁の意思に、初めから迷いは無かったのである……但し、いく
ら「精神」が鉄壁であっても、人間の「身体」はそこまで頑丈ではない。その日、本州中部の有力な豪族を狙った
彼は“らしくないミス”から負傷し、ついに山中で倒れてしまう。しかし、そんな彼を救ったのは、なんと「憎む
べき倭人」の娘、千恵であったのだ。
千恵は、彼が倒れた山中の近くで菜飯屋を営む八兵衛の娘である。だが、彼女に「母」と呼べる人はいなかった。
戦国の世に於て女性は常に無力であり、千恵の母親も戦乱に巻き込まれ、命を落としていた。そして母が死んだそ
の日から、当時まだ幼かった千恵の唇は言葉を失してしまっていたが、言葉が無くとも悲しみを知る千恵は、氷の
ような男・龍に対してとても献身的だった。そんな千恵にほだされ、初めは警戒していた彼も次第に心が癒されて
いく。そして龍はいつしか彼女に惹かれていたのである。…彼は傷が癒えた後も、八兵衛の勧めるがままに、菜飯
屋でしばらく厄介になることにしたのだった。ところが、宿命は彼に安息を与えてはくれなかった。彼が仕入れの
手伝いで村へ出掛けている間に、何者かが菜飯屋の二人を襲ったのである。なんと、最愛の千恵が凶刃に倒れてい
た!!
「誰が、一体誰がこんな……!!!」
……破壊された菜飯屋の前に倒れる八兵衛は、流れの放浪剣士に襲われたと告げた。「放浪の剣士？これだけでは
…いや」
『御剣平四郎』という剣士なら彼も知っていた。諸国を巡る“孤狼剣士”としてその名は日本全土に轟いている。
だが「流れの放浪剣士」は御剣だけではない。一体、誰が…だがその時、途方にくれていた彼の眼が、異様な輝き
を放った。そうだ、わからないのなら、「剣士という剣士」を“狩って”しまえばいいだけではないか。もともと
その為に俺は来たんだ！ さらに、『御剣平四郎が、南蛮で噂の剣“ソウルエッジ”を手に入れるべく、大陸に渡
ろうとしている』という情報が手に入ると、もはや李龍に迷う理由などなかった。
当初の目的通り“ソウルエッジ”を捜し出せば、御剣は向こうからやってくることになるのだから。そしてもし、
千恵の仇が御剣ではなかったら…その時は、手に入れた“ソウルエッジ”で「剣士」狩りをすればいいだけだ
○プロフィール
国籍：中国
年齢：24歳 10月23日生まれ
身長：5尺6寸(168cm)
体重：14貫目(55kg)
血液型：B型
家族構成：両親は死別 妹・美美
携帯武器：刃付き手製ヌンチャク「飛燕」
流派：無双龍破
○ステージ設定
御剣に先回りすべく、李龍が戻った中国・長江上流
彼はあらゆる情報から、御剣は必ず水上輸送の要であるここを通過すると判断。特殊な筏を組んで待ち構えていた
のである。……だが、実際に両雄が出会うのは、ここ長江ではなかった。
[ 季 龍 / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
鱗打 Aボタン 上
劣鱗 Aボタン Aボタン 上/上
逆鱗 Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
掃鱗 Aボタン Aボタン ↓ Aボタン 上/上/下
鱗風 Aボタン Aボタン キック 上/上/中
潜尾 Aボタン Aボタン ↓ キック 上/上/下
蹂躙 Aボタン Aボタン ↓ キックBボタン 上/上/下/中
転牙 Aボタン Bボタン 上/中
奔舞 Aボタン Bボタン キック 上/中/↑ キックは先行気味に入力
翻襲 ← Aボタン 中
伏爪 ↙ Aボタン 下
焦熱 ↓ Aボタン ↑ Bボタン 下/中 ↓ は長めに入力
牙撃 Bボタン 中
雷牙 Bボタン Bボタン 中/中
炎牙 Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
転鱗 Bボタン Aボタン 中/上
揚風 Bボタン キック 中/中
騎哭 → Bボタン 上
双哭 → Bボタン Bボタン 上/中
序車 ← Bボタン 中
破車 ← Bボタン Bボタン 中/中
急車 ← Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
磊落 ↙ Bボタン 中
虚襲 ↙ Bボタン Aボタン (中キャンセル)下
激砲 → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
風蹴 キック 中
連風 キックキック 上
砂塵 キック↓ キック 上/中
砂煙 キック↓ Aボタン 上/下
空蹴 ↘ キック 中
掃風 ↓ キック 下
疾風 → → キック ↑ 2回目の→ は長めに入力
裂尾 ↓ ↘ → Bボタン 中 3回ヒット ← (長め)で任意キャンセル
転紗 ↓ ↙ ← 特殊移動
背針 ↓ ↙ ← Bボタン 中
爆針 ↓ ↙ ← Bボタン ・← Bボタン 中/上
迅顎 走ってキック 下
閃滅 Aボタン ＋ Bボタン 中/中 2回ヒット
轟沈 Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
捻縛 Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
背落 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
化蹴 ← Aボタン ＋ 4ボタン 投げ返し技 特定キック攻撃に対して
烈震 ↘ キック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
絶招 Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・↓ ↓ Aボタン ＋ Bボタン 中 クリティカルエッジ 2回目の→ は長め
[ ヴォルド / ストーリー ]
────────────────────────────────────────────────────
○ストーリー
新大陸発見を促した“大航海時代”以降、ヨーロッパは新たな局面を迎えていた。それは宗教色強化による芸術の
謳歌であり、新航路発見による貿易の活性化であり……植民と征服による戦争の激化であった。事の善し悪しはと
もかく、この情勢は「商人」達には好都合であったといえよう。チャンス到来！とばかり、彼等は国境を越えたあ
らゆる商売に手を染め、わずか一代で巨万の富を築く者も続出する。なかでも南イタリアのブルク家は、スペイン
の“無敵艦隊”との関わりを契機に、武器商人……『死の商人』として裏の世界に君臨するに至っていた。
「……よし、その秘剣“ソウルエッジ”とやらを入手しろ!!」『私の懐に無いものなど存在しない』とまで豪語す
るブルク家頭主・ベルチーの『物欲を満たす目標』が、どうやらまた決まったらしい。“東洋の黄金伝説”を求め
る事業が発動したばかりなのに、今度は“噂にすぎない”剣を探すという。これには兄弟達も首を傾げたが、当の
ベルチーは無論本気だ。……当然、この計画も実行する事に決定。但し計画の補佐には『煮え切らない』ブルク兄
弟に代わり、先の事業から右腕となった青年・ヴォルドが起用された。ベルチーは、文字通り「あらゆる」手段に
訴えて捜索を開始する。まともなルートが駄目と解るや、彼は軍隊や公的機関を動かした。時には荒くれ共から情
報を高額で買ったりもした。勇名を馳せた海賊と掛け合い、彼に探させた事もある。だが、何れの手段を以てして
も、結局“ソウルエッジ”は手に出来なかった…そして、進展の無さに業を煮やしたベルチーは、とうとう船団を
雇い、己の手で世界中を捜索する(彼曰く『冒険の』)旅に出たのである。ブルク一族の懸念をよそに出航した船団
は、地中海を離れ喜望峰を経由し、船先を一路東へ向けた。途中、アジア諸港で珍品や古今の武具、工芸品を収集
しながらの航海は至って順調。荒天に遭遇することも無く、まさに順風満帆と思われたその時
「馬鹿な……そんな、馬鹿な!!」
財宝に囲まれた船室でヴォルドと語らう彼の耳に、伝令の震える口から悲報…列強2国による本土での戦争、世に
言う「イタリア戦争」の勃発が伝えれた。もともと列強の侵略や諸国紛争で政情不安定だったイタリアにそれを防
ぐ術はない。たちまち戦火は国土を蹂躙したが、皮肉にも『武器商人』として名を轟かせていたブルク家は「お得
意先」から真っ先に狙われる結果となった。つまり、資産をことごとく没収されてしまったのである。
故国に戻っても既に帰るべき家もなく、半狂乱となったベルチーの怒りの矛先は、やがて狂気を生んだ。…ここま
できて我が財宝を奪われてなるものか、己の命の源は己で守ってやる…!
とある小島を買い取ったベルチーは、ヴォルドと共に船団に残る全ての財宝・アジアの武具を深く深く掘った縦穴
に移し、完成の暁には自らをその楯とすることを誓った。そう、これは富豪ベルチーの、「最後の一大事業」なの
だ。
……この秘倉の完成した時には、故国の戦火はとうにおさまっていた。主ベルチーも既に他界し、忠実な部下ヴォ
ルドも年を重ねていた。長い縦穴生活で視力も衰え、思考も失われていた彼の“生きる糧”とは、唯一この秘倉の
財宝を護る事にあるが、彼の頭にはもう一つだけ『過去の残像』が残っていた。長い間『それ』は混沌としていた
が、最近この穴の財宝を狙う者達の断末魔から徐々に鮮明となり、そして遂にヴォルドは思い出す。
…ベルチー様、大丈夫デス。“ソウルエッジ”ハ、必ズコノ私ガ探シ出シテミセマス…
○プロフィール
国籍：イタリア
年齢：43歳 8月25日生まれ
身長：6フィート(183cm)
体重：176ポンド(約83kg)
血液型：A型
家族構成：両親、兄弟4人いずれも死亡
携帯武器：カタール「カーマ&マーラ」
流派：我流
○ステージ設定
今は亡き主・ベルチーの財宝を隠す秘倉、通称「マネーピット」
名も無い小島に設けられた、深さ50ｍの大縦穴。潮の満干を利用した「水没トラップ」等、専門的技巧に裏付けら
れた、まさに難攻不落の“宝島”である。
[ ヴォルド / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
サイドクロー Aボタン 上
シザースクロー Aボタン Aボタン 上/上
エクスタティックダンス Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
ミュートスクラッチ Aボタン Bボタン 上/中
ミュートスラッシュ Aボタン Bボタン Aボタン 上/中/中
トリックネイル Aボタン ↓ Bボタン (上キャンセル)下
サイドクローキック Aボタン キック 上/中
ステップクロー → Aボタン 上
ブラインドブレード ↘ Aボタン 中
ブラインドクロー ← Aボタン 上
ブラインドスピン ← Aボタン Aボタン 上/上
ラットチェイス ↓ Aボタン 下
ラットチェイス ↓ Aボタン Aボタン 下/下
ラットチェイス ↓ Aボタン Aボタン Aボタン 下/下/下
ラットチェイスキック ↓ Aボタン Aボタン Aボタン キック 下/下/下/上
ラットチェイスキック ↓ Aボタン キック 下/上
スタンピードスクラッチ Bボタン 中
スタンピードシュレッダー Bボタン Bボタン 中/中
スタンピードシュレッダー Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中 3発目はカウンターのみ
スタンピードシュレッダー Bボタン Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中/中 3発目以降はカウンターのみ
スタンピードシュレッダー Bボタン Bボタン Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中/中 3発目以降はカウンターのみ
ブレイドネイル → Bボタン 上
ストマッシュスライサー ↘ Bボタン 中
ヘルチョップ ← Bボタン 中
エクスタシー ↓ Bボタン 中
モアエクスタシー ↓ Bボタン Bボタン 中/中
デモンエルボー → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
ミュートハイキック キック 上
ミュートスピンキック → キック 中
ミュートミドルキック ↘ キック 中
ミュートローキック ↓ キック 下
スコーピオンズテイル ↙ キック 中
スコーピオンズクロー 立ち上がり途中Aボタン 特殊中段
テイストバッド 立ち上がり途中Bボタン 特殊中段
ルナティックスピン 立ち上がり途中キック 中
ブレイングマンティス Aボタン ＋ Bボタン 中
ギロチンシザーズ ← Aボタン ＋ Bボタン 中
ブレイングキャンサー ↓ Aボタン ＋ Bボタン 下
ゲートオープナー → → Aボタン ＋ Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
ゲートプライヤー → → Aボタン ＋ Bボタン ・キック 中/中 2回目の→ は長めに入力
インセインフリップ → → Aボタン ＋ Bボタン ＋ 4ボタン 中 2回目の→ は長めに入力
インセイントラップ → → Aボタン ＋ Bボタン ＋ 4ボタン ・キック 中/中 2回目の→ は長めに入力
デスローズ Aボタン ＋ キック 上/↑ 2回ヒット
ローリングクレイジー Aボタン ＋ 4ボタン ↓ 相手に背中を向けた状態で
→ ホイール・オブ・フォーチュン Aボタン ＋ 4ボタン ・↑ Bボタン 下・投げ ローリングクレイジー中
ブラインドダイブ しゃがみ前進始めAボタン ＋ Bボタン 上
イモータルベルチー ↓ Aボタン ＋ Bボタン ↓ 相手に背中を向けた状態で
スライディングフック 走ってAボタン 下
スーイサイドダイブ 走ってキック 下
スピニングアンブレラ Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
センチピードナイトメア Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
サディスティックパイダー 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
ブラッディドリル ↓ ↘ → Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
グレイブディガー ↘ Aボタン Aボタン Aボタン ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
ブラインドターン ↓ ↙ ← 特殊移動
ザ・ギア・オブ・マッドネス Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・↑ ↓ Aボタン ＋ Bボタン 中 クリティカルエッジ
[ ソフィーティア・アレクサンドル / ストーリー ]
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○ストーリー
白亜の文明発祥の地・ギリシャ。『国家規模の転換』を迎えた後、歴史を歩む過程に於て彼等の信ずるものは変化
したが、「古代の神々」は、芸術・物語の中にその姿を残していた。この為人々の心には（「信仰」は別に）、い
まだ、「神話の世界」がひっそりと息づいていたが、アテネ市内に住む街の小さなパン屋の娘・ソフィーティアも
神話の世界を心に宿す清楚な乙女である。彼女は礼拝（ミサ）の後、『先人の築いた歴史』に敬意を込め、「アテ
ネの守護神」であった知恵と武勇の女神・アテナにも、そっと思いを馳せるのであった。…また、心優しい彼女は
子供好きでもある。休みには自分の焼いたパンを持って、近所の子供達と遺跡に赴いては「古の神々」の“物語”
を聞かせていた。
「そしてね、ここが、デメテルの住んでいた神殿よ。この女神を怒らせるとね……」
……最近はこれらの遺跡もかなり荒廃が進行している。装飾の盗掘は昔からだが、「城塞建造の資材云々」として
どんどん解体されてゆくのである。彼女は、せめてこれらの遺跡が健在な今、子供達にそれを見せておきたかった
のだろう。そんな彼女にも、いや、彼女だからこそ、遂に運命の日が訪れるのである。
早朝、いつもの様に森の泉で水浴していた彼女の前に、突如まばゆい光が射した。と、それは壮年男性の姿となっ
たではないか!余りのことに唖然とする彼女に、その光は自分はオリュンポス12神の一人、“鍛冶の神”ヘパイス
トスであると告げる。
「……しかし、私などただの人間の娘。何の御用なのでしょう？まさか」
“心配するな、俺はゼウスの様なマネはしない。我が神託を受けて欲しいのだ”
…人間が己が欲から作り出した武器の中に、ただひとつ、「神の武器の領域」に達してしまった剣がある。しかも
それは「幾多の犠牲と執念、年月をかけて盲目的に鍛えられた」上に「戦乱で斬られた人間の憎悪を吸い尽くし
た」為、もはや邪剣となっている。ところが、その由来を知らぬ『噂に惑わされた者達』が、剣を手に入れようと
しているらしい。このままではその剣が元で必ず災いが起こる。そうなっては、他ならぬ“鍛冶の神”である俺の
沽渇に関わるのだ。だから……
“その邪剣を誰よりも先に捜し出し、その手で破壊して欲しい”
心優しい彼女は、他でもない古代神の言葉にうなづかずにはいられなかった。しかし、か弱い私にそんな大役が勤
まるのでしょうか?
“おまえは自分で思っている程弱くないぞ。ふさわしい武具を持てば、必ずや世界を救えるはずだ。それに……お
前の噂はヘスティア（かまど・家庭の女神）やアテネからよく聞いている。『最近の人間には珍しく、彼女の声だ
けは耳にいつも伝わってくる」とな。だから選んだのだ。もはや我等の神託は、お前以外には届かないのだよ…”
「………」
“我が神殿に寄るがいい。俺が鍛えた最高の武具を授けよう。使い方？なに、いざとなったら、アテナかアレス
(軍神)が付いていてくれるから、大丈夫だ”そう付け加え、ヘパイストスは彼女の前から去った。再び泉に静寂が
戻る。ソフィーティアは家に戻ると旅支度を整え、家族の目覚める前にそっと家を出た。願わくば、勝利と成功の
女神・ニケの御加護のあらんことを……
○プロフィール
国籍：ギリシア
年齢：18歳 3月12日生まれ
身長：5フィート7インチ(168cm)
体重：教えてくれない
血液型：B型
家族構成：父・アタロス 母・ニーケ 妹・カサンドラ 弟・ルキス
携帯武器：ショートソード&スモールシールド「オメガソード&オウルシールド」
流派：聖アテナ流
○ステージ設定
神託のままに彼女が立ち寄った、ヘパイストスの神殿「エウリュディケ神殿（宮殿）」
ギリシャの神殿には、人間が建てて神に捧げたものと、神が宮殿として“自ら”建てたものと2種類あるが、この
神殿は無論後者である。器用な神ヘパイストスは、武具の他にも装身具から神殿まで、何でも作れるモデラーであ
った。その彼の作品ゆえ、色々な技巧が凝らされていてもおかしくない。古代に稀な大アーチがその最たるもので
あろう。内部中央に妻アフロディーテ（ヴィーナス）の像があったが、アレスとの浮気が発覚した後は、有翼の女
神ニケに変えた。左右は同じ因縁のアレスとアテナの像だが、彼も意外と「皮肉屋」ならしい。
[ ソフィーティア・アレクサンドル / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
スライドブレード Aボタン 上
スライドフロー Aボタン Aボタン 上/上
スライドスリーム Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
スライドアンダーストリーム Aボタン Aボタン ↓ Aボタン 上/上/下
スライドストリームキック Aボタン Aボタン Aボタン キック 上/上/上/中
スライドアッパーヘブン Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
スライドエンジェルキック Aボタン Aボタン キック 上/上/中
スライドアンダーキック Aボタン Aボタン ↓ キック 上/上/下
エンジェルアロー → Aボタン 上
スライドミラージュ ↘ Aボタン 中
アンダースライドブレード ↓ Aボタン 下
リバースミラージュ ← Aボタン 中(中) 2発目はカウンターのみ
ソードスプラッシュ Bボタン 中
ライジングスプラッシュ Bボタン Bボタン 中/中
スターダストスプラッシュ Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
スプラッシュシールドアタック Bボタン Bボタン Aボタン 中/中/上
スプラッシュアンダーストリーム Bボタン Bボタン ↓ Aボタン 中/中/下
スプラッシュアンダーキック Bボタン Bボタン ↓ キック 中/中/下
スターライトスプラッシュ Bボタン Bボタン Aボタン Bボタン 中/中/上/中
クイックストライク → Bボタン 中
グレースヘブン ↘ Bボタン 中
アッパーヘブン ↓ Bボタン 中
ソードシャワー ← Bボタン 中
ホーリーハイキック キック 上
キックデュオ キックキック 上/中
パルーシアキック キックキック↓ キック 上/中/下
キックパラディソス キックキック↓ キック→ キック 上/中(下キャンセル)中
スプリンクルキック → キック 上
ホーリーミドルキック ↘ キック 中
スプリンクルアンダーキック ↓ キック 下
トルネードローキック ↙ キック 下
エンジェルキック ↗ キック 中
エンジェルスパイラル ↗ キックAボタン 中/下
エンジェルフォール ↗ キックBボタン 中/中 2発目はダウン中にもヒット
エンジェルサマー ↗ キックキック 中/中
エンジェルステップ ↓ ↘ → 特殊移動
エンジェルストライク ↓ ↘ → Bボタン 中
ホーリーステップ → ↓ ↘ 特殊中段
エンジェルサテライト → ↓ ↘ Aボタン 中
ライトブリンガー → ↓ ↘ Bボタン 中
ミラージュサテライト 立ち上がり途中Aボタン 特殊中段
プレアーヘブン 立ち上がり途中Bボタン 特殊中段
エンジェルスプリング 立ち上がり途中キック 中
ハイドアンドソード 立ちガード中Bボタン 上
アンダーエンジェルアロー しゃがみ前歩き始めAボタン 下
シールドスマッシュ しゃがみ前歩き始めBボタン 下
フロアスイーパー 走ってキック 下
トルネードハイキック Aボタン ＋ キック 上
スリーピングキック Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
ホーリークラッカー Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
→ ホーリードライバー ホーリークラッカー中↓ Aボタン ＋ Bボタン キック 投げ
ボトムズアップ 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
エンジェルズパニッシュメント Aボタン ＋ 4ボタン 投げ返し技 特定武器攻撃に対して
エンジェルズジャッジメント Aボタン ＋ 4ボタン 投げ返し技 特定武器攻撃に対して
エンジェルズリプライザル Aボタン ＋ 4ボタン 投げ返し技 特定キック攻撃に対して
エンジェルズレクイエム Aボタン ＋ 4ボタン 投げ返し技 特定キック攻撃に対して
ナスティーインペイル ↘ Bボタン ＋ Bボタン ＋ Bボタン ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
プリ・ティス・フォティアス Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・↓ ↘ → Aボタン ＋ 4ボタン 中 クリティカルエッジ
[ ジークフリート・シュタウフェン / ストーリー ]
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○ストーリー
父の仇を討つべく、無敵の剣を求めて紛争地域を渡る若き傭兵騎士隊長。父の仇敵は未だ発見できず、またそれに
必要な無敵の剣“ソウルエッジ”も、無論探し出せずにいた早く手に入れないと、父上の無念が晴らせない。早く
しないと……
……「イタリア戦争」遂行により国内が空白化していた“神聖ローマ帝国(ドイツ)”内で、「領主」や「富農」の
重圧に堪え兼ねた農民達が一斉に蜂起した事がある。驚いた領主たちは麾下の騎士を召喚し、応えた騎士も傭兵を
伴って入城。永久に傷の癒えぬ城塞には再び軍旗が翻り、反対に縁絶えぬ村々にはたちまち業火が吹き荒れようと
していた。そもそも『騎士道』とは「貴族や領主にのみ適用されるもの」である。従って多くの騎士達は、当然領
主を守るために闘ったのだが、一部の騎士は「真の騎士道に於て忠義と正義とは別問題である」と解釈する。つま
り彼等は、仕える主に反旗を翻し、配下の農民達を護るべく果敢に闘ったのだった。帝国辺境に本拠を置く騎士の
3男・フレデリックもそんな騎士の一人である。
1年で終息すると予想された戦は、頑強な抵抗から長期化した。その間に農民側の諸騎士は相次いで合流、城塞都
市“オーバーゲッツェンベルグ”を拠点と定め、歓呼の中入城する。そして入城から数日を経た晩、フレデリック
は娼婦マーガレットと知り合い、一夜限りの契りを交した。…確かにその時は「心身を癒す為」だけの関係であっ
た。だが、彼女が我が子を生んだ事を知らされた時、「自分は彼女を本気で愛していたのだ」と悟る。早速彼は最
愛のマーガレットと我が子を呼びよせた。そして息子を抱き上げると、万感の思いを込めて「ジークフリート」と
名付けたのだった。
名を授かってより数年。常に“優しい騎士”として剣技を教えてくれた父は、もういない。『農民蜂起の戦』の終
結後再度皇帝に召喚された父は、再会をマーガレットに約束すると、「帝国騎士」として他国遠征に旅立ってしま
っていたのだ。だが、女手一つで息子を育てるには、かの国内情勢はあまりに過酷すぎた。母の眼差しが注がれな
くなるにつれ、彼は次第に良からぬ者と徒党を組み、恐喝、強盗等を生き抜く手段に選ぶようになる。そして彼が
「黒い風(シュヴァルツヴィンド)」と恐れられた“盗賊集団”の頭領となるのにも、さして時間はかからなかった
のである。
「聞け！！今日は、いつもより多くの収穫が望めそうだぞ！」
襲撃を前に逸る手下に、頭領ジークフリートは狙う“獲物”の説明をする。
「今夜、遠征先から逃げ帰った『腰抜け騎士』の隊列が、我等の集うシュヴァルツヴァルト（黒い森）を通過する
という情報が入った。女はいないが、奴等の装備は町で喰い物に化けるぞ。いいか、気合いを入れてかかれ！」
敗軍の将率いる隊列が森に差しかかったとき、盗賊共は一斉に獲物目がけて襲いかかった。無論疲労の極みにある
騎士など彼等の敵ではなく、勝負は呆気なくついてしまう。そして仕上にジーク自ら自慢の「ツヴァイハンダー」
で騎士隊長にとどめをさし……落ちた首を高々と月光にかざしたジークの勝鬨は、しばらくして驚愕の悲鳴に変わ
った。鳴呼、彼はもっと早く思い出すべきだった…優しき帝国騎士・フレデリックの面影を。
…おのが手で我が父の命を絶ったという事実！ジークがそれを現実の物として受け入れるには、まだ、若過ぎた。
咆哮をあげながら森を徘徊した彼が我に返ったときには、もはや『逃避』という狂気にすがる他に道が無かった。
そして彼の記憶はその日から、“父は誰かに殺されたのだ”と頑なに思い込む事で歪められたのである…。
今日も彼はいるはずのない「父の仇敵」を倒す為、噂の無敵の剣“ソウルエッジ”を探す戦闘に臨む。早く手に入
れないと、父上の無念が晴らせない。早くしないと……
○プロフィール
国籍：ドイツ
年齢：16歳 2月6日生まれ
身長：5フィート3インチ(157cm)
体重：106ポンド(48kg)
血液型：A型
家族構成：母・マーガレット 父・フデリレックはジーク自ら殺害
携帯武器：ツヴァイハンダー「ファウスト」
流派：我流
○ステージ設定
傭兵ジークの参加する、ドイツ南西部における「オストラインスブルク城攻略戦」
独立騎士ステファンと、アンドレ候の帝国内における戦争。ステファンの居城は一見城塞都市と錯覚するが、単体
の城で、4重の城郭は片面半径3キロを越える。この為過去の攻城戦ではびくともしなかったが、「兵士突入戦」で
はなく、巨大砲撃兵器により城郭を飛び越し直接本塔を壊滅せしめるアンドレ候の戦術の前に、遂に屈しようとし
ていた。
[ ジークフリート・シュタウフェン / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
スラッシュ Aボタン 上
ダブルスラッシュ Aボタン Aボタン 上/上
スラッシュクロス Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
スラッシュグラウンダー Aボタン ↓ Aボタン 上/下
クイックスピンスラッシュ → Aボタン 上
パウワースラッシュ ↘ Aボタン 中
レッグスラッシュ ↓ Aボタン 下
バックスピンスラッシュ ← Aボタン 上
ソードバスター Bボタン 中
ヘルムディバイダー Bボタン Bボタン 中/中
アーマーブレイカー Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/下
ブレイクキック Bボタン Bボタン キック 中/中/上
バスターグラウンダー Bボタン ↓ Aボタン 中/下
バスタースピンキック Bボタン キック 中/中
ピースィングストライク → Bボタン 中
スカイスプリッター ↘ Bボタン 中
シャドウバスター ↓ Bボタン 特殊中段
ヘッドバット ← Bボタン 上
ダブルヘッドバット ← Bボタン Aボタン 上/上
トリプルヘッドバット ← Bボタン Aボタン Bボタン 上/上/上
スラスト ↙ Bボタン 中
→ スラストスロー ストラトヒット中← Bボタン 投げ
フェイタルダイブ ← ← Bボタン 中
フェイタルドライブ ← ← Bボタン Bボタン 中/下
ダークハイキック キック 上
ストレッチハイキック → キック 上
ダークミドルキック ↘ キック 中
アクセルキック ↘ キックキック 中/下
アクセルヘッドアッパー ↘ キックキックBボタン 中/下/中
アクセルローキック ↓ キック 下
ブリックブレイクキック → → キック 上
ライジングスラッシュ 立ち上がり途中Aボタン 特殊中段
メイルシュトローム 立ち上がり途中Aボタン Aボタン 特殊中段・下
フルスイングスプリッター 立ち上がり途中Bボタン 中
ライジングキック 立ち上がり途中キック 中 2回ヒット
スライディングキック 走ってキック 下
ドロップキック 走ってBボタン ＋ キック 上
スピンキック Aボタン ＋ キック 上
フライングエッジ → → Aボタン ＋ Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
ショルダーチャージ → Bボタン ＋ キック 中
ヒルトインパクト Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
ナイトメアスラッシャー Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
フラップジャック 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
アップトス ↓ Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
ストンピング ↘ キックキックキック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
アースディバイド ↓ ↘ → Bボタン ガード不能
シュトルムアングリフ Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・→ ↓ ↘ Bボタン ＋ キック 中 クリティカルエッジ
[ ロック / ストーリー ]
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○ストーリー
アメリカ大陸のサバンナに独り生活する大男。しかし、彼は土着の民ではない。……彼はイギリスのごく普通の家
庭“アダムス家”に生まれた男の子だった。父は骨董品屋を営んでおり、いつも変な年代物の彫刻やまがいものを
つかまされている。ただ、当の妻も面白がっていた節があり、その証拠に父がそういった「ガラクタ捜し」の旅に
出ても文句一つ言わなかった。いや、むしろ親子仲良く同行して外国への船旅をするくらいだった。そして帰宅し
てから言い合うのである。
「こんなモノ、あの子の玩具にもならないわ!返してきてあなた!」
「そんな無茶な、おまえも取り引きするとき横に居たろう!?」
年甲斐もなく、家のなかで追いかけっこをする仲睦まじい夫婦と、それを見て笑うロック。そう、確かにあの日ま
では幸せな親子だったのだ……
「ロック。よく話して聞かせた、伝説の“ソウルエッジ”が、遂に手に入ったんだよ」
今回の「ガラクタ捜しの旅」でようやく悲願を達成した父が、客船の船室で我が子を前に何度も繰り返す。「英雄
達の剣、夢にまで見た“ソウルエッジ”が、やっと……」
その日は嵐で、幼いロックは泣き出したい程怖かったが、父は全く意に介していない。たまらず母が父を引き離す
と、ロックをベッドに寝かしつけた。と、その時……!!
ズシィーン!!!
荒天の海に殷々と砲声が轟き、ロック達の船室直下で爆発が起こった！泣き叫ぶ彼を抱き締めて立ち竦む母とその
肩を支える父の耳に、船員の悲痛な声がこだまする。
「海賊だぁっ!!」
……イタリアの『死の商人』ベルチーと一時の盟約を結んだスペインの大海賊・セルバンテスが、客船の航路が大
きく西へ流されたのを見逃さずに攻撃したのである。しかもそのお目当ては、他ならぬ“ソウルエッジ”であった
のだった!まずロックの父が“ソウルエッジ”を取りに船倉へ向けて飛び出した。そして躊躇した後、父を引き止
めに母が船室を出る。
「ロック、ママが戻るまで決して動いちゃダメよ!」
しかし、両親は再びこの船室には戻らなかった。なぜなら、両親が船室へ戻る前に、この客船そのものが撃沈され
てしまったからである……。ロックが気付いたのは、見たことも無い浜辺に独り打ち上げられた後であった。
初めは両親を捜して泣き叫んでいたが、他に頼る者の無い「新大陸」をひたすら放浪する内、ロックは“過去の習
慣や言語”と引き換えに『野性で生きる術』を身に付けるに至る。そのころになってやっと「自分以外の人間」で
あるネイティブアメリカン達に巡り会えたが、彼等は「白い巨人」ロックを恐れ、近寄ることは無かった。そして
唯一、部族抗争で孤児となったネイティブアメリカンの子供が、成人した彼の安らぎとなったのである。……そん
なロックのもとに、最近ネイティブアメリカン達の噂が伝わってきた。
「海の向こうの人達(ヨーロッパ人)が、“そうるえっじ”というモノを持っているらしい」
“そうるえっじ”と言う言葉に彼は聞き覚えがあった。そう、まだ物心つく前、よく耳にしていた言葉だ。寝る時
食事中、そして誰かの腕の懐で聞いた言葉……彼の頭で、何かが像を結ぼうとしていた！ひょっとすると、“そう
るえっじ”を捜し出せば『自分の過去』が解るかもしれない、両親が見つかるかもしれない!!
ロックは特大のバトルアクスを手に、海を越えた旅に出る。
○プロフィール
国籍：アメリカ
年齢：35歳 12月14日生まれ
身長：5フィート10インチ(175cm)
体重：108ポンド(81kg)
血液型：不明
家族構成：生き別れ、若しくは死別。ネイティブアメリカンを一人育てている
携帯武器：バトルアックス「アポカリプス」
流派：我流
○ステージ設定
ロックの旅立つ直前の、「北アメリカ大陸のサバンナ地帯」
クレーターの様な地形の中央部に位置し、誰がどのような目的で建てたのか解らない、「巨大建造物」が存在して
いる。いや、あるいは自然物なのかもしれない。
[ ロック / 固有技 ]
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技名 コマンド 判定 備考
ブリーズアクス Aボタン 上
ゲイルアクス Aボタン Aボタン 上/上
タイフーンアクス Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
スイングキャノン Aボタン Bボタン 上/中
スピニングアクスキック Aボタン キック 上/上
グリップショット → Aボタン 上
グリップストローク → Aボタン Aボタン 上/上
トルネードアクス → Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/下
ストロークキャノン → Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
スパイラルアクス ↘ Aボタン 中
ホライズンアクス ↓ Aボタン 下
サイクロンアクス ↙ Aボタン 下
アクススイング → → Aボタン 中 2回目の→ は長めに入力
トルネードスパイク → → Aボタン Bボタン 中/中 2回目の→ は長めに入力
ロックスプリット Bボタン 中
ロックアサルト Bボタン Bボタン 中/中
ロッククラッシャー Bボタン Bボタン Bボタン 中/中/中
ロックショット Bボタン Aボタン 中/上
アクスサイドキャノン → Bボタン 中
アクスヴォルケイノ ↘ Bボタン 中
マウンテンクラッシャー ↓ Bボタン 特殊中段
ベアファング ← Bボタン 中
グラビティーアクス → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
ロックハイキック キック 上
ロックニー → キック 中
ロックミドルキック ↘ キック 中
キックヴォルテスク ↘ キックAボタン 中/上
ホリゾンタルクリープキック ↓ キック 下
ホリゾンタルスィープキック ↙ キック 下
ショルダータックル → → キック 中 2回目の→ は長めに入力
リバーススパライルアクス 立ち上がり途中Aボタン 特殊中段
アクスサイドキャノン 立ち上がり途中Bボタン 中
ブルータルミドルキック 立ち上がり途中キック 中
ランドスリップキック 走ってキック 下
サンライズアクス ↓ Aボタン Bボタン 下/中
タイダルウェイブ ← Aボタン ＋ Bボタン 中
ロックスラム Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
キャニオンダイブ Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
アトミックドロップマキシマム 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
デッドフォール ↓ ↙ ← Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
ダイナマイトスラム ↘ Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
ニールキック ↑ キック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
グランドスラムヴォルテクス Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・→ ↘ ↓ ↙ ← Aボタン ＋ 4ボタン 中 クリティカルエッジ
[ 黄 星京 / ストーリー ]
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○ストーリー
貧しいながらも平穏かつ温かな家庭の長男に生まれた黄 星京は、この乱世にありながら屈折する事無く成長でき
た「幸運な人間」の一人である。弱きを助け、弱音を吐かない、くじけない……彼が物心がつき、世間を認識し始
める大事な時期に、両親はこの事を常に実践してきたのである。だがその為に苦労が絶えなかったのか、両親は申
し合わせたかのようにそろって他界してしまった。まだお世辞にも一人前とはいえない彼にとって、両親の死がい
かに過酷な試練であったかは想像に難くない。何しろ、今まで両親が「正しい事」だと思って行なってきた結果が
これなのだから……しかし、涙を見せずに両親を看取る事が出来るまでに、黄 星京は逞しく成長していた。
「今まで僕は人に護られてきた。次は僕が人を護れる様になる番だ……」
成家式大刀術を流派とする一道場の門を彼がくぐったのは、それから間もなくの事である。もともと才能に恵まれ
ていたのか、それともこれも彼の秘かな努力のなせる技なのか…町の道場で青年はたちまち頭角を現わし始めた。
そして先輩門下生を圧倒的な技量で追い抜き、ついに町道場一の武闘家となった彼は、成家式大刀術の師範・成
漢明直々の指導を受ける運びになったのである。のみ込みが早く、久々に手応えを感じる門下生の登場に、漢明は
非常にご満悦だったという。…漢明には当時一人の子供があった。まだ幼いが、流石に『成家の血』が流れている
だけあり、こちらも将来が楽しみな上達ぶりだ。ただし、漢明は一つだけ我が子に懸念を抱いていた。つまり、そ
の子は「長男」ではなく「長女」だったのである。漢明はこの頃、黄 星京を養子に迎えようと本気で考えていた
らしい。成程、それで『非常にご満悦だった』のであろう。だが、この話を持ち出す機会を数年伺っている内に、
時代は、彼等をもはやそれどころではない状況下に陥れてしまった。……戦乱や政情不安に翻弄されるアジアにあ
って、隣国日本がついに自国の戦国時代から脱しつつあったのである。
『政情不安な諸国の中に安定した国が一国出現する』という事がどんな意味を持つか、乱世に生きる者は誰もが知
っていた。そう、次は我が身が危ないのである。しかし、まだ、間に合う！祖国を愛する者達は、水軍提督・李
瞬臣を中心に水軍の組織的統合と海岸線の要塞化を開始。沿岸警備隊を組織し、いずれ牙を剥くであろう隣国への
備えを着々と整えていったが、黄 星京はその沿岸防衛隊に真っ先に志願した青年の一人となったのである。祖国
愛に燃えて意思の統一成った彼等にとり、西から伝わる『救国の剣”ソウルエッジ”』の噂はとても魅力的であっ
た。噂は噂のまま終わるはずがなく、瞬く間に国中に広まっていったが、それを考えると、黄 星京に祖国から
『“ソウルエッジ”捜索任務』の命が与えられたのは、当然の成り行きだったのかもしれない。
彼は恩師・成 漢明のもとを訪れると、“ソウルエッジ”捜索の旅に発つことを告げ、少ない私物をまとめると、
あとは陸を一路西へと向かった。……次は僕が人を護れる様になる番だ……
○プロフィール
国籍：韓国
年齢：25歳 8月8日生まれ
身長：5尺17寸(171cm)
体重：16貫目(60kg)
血液型：AB型
家族構成：両親とは死別
携帯武器：長剣「青嵐」
流派：成家式大刀術
○ステージ設定
ソウルエッジ捜索に向かう黄 星京が通過中の「アジア中部砂漠地帯」
現在海路が危険な為に、あえて大陸横断の陸路を選んだ黄 星京がさしかかった砂漠である。中国の古い城塞都市
の廃虚が後方に望見できるが、それ以外は何も無い、過酷な道である。
[ 黄 星京 / 固有技 ]
※ コマンドリストはVer.2のものです
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技名 コマンド 判定 備考
刃撃 Aボタン 上
連爪撃 Aボタン Aボタン 上/上
連爪閃風刃 Aボタン Aボタン Aボタン 上/上/上
連爪転葬刃 Aボタン Aボタン ↓ Aボタン 上/上/下
連爪衝天空 Aボタン Aボタン Bボタン 上/上/中
壁砕刃 → Aボタン 上
雷襲刃 ↘ Aボタン 下
返風刃 ↘ Aボタン Aボタン 下/上
風雲嵐舞刃 ↘ Aボタン Aボタン Bボタン 下/上/中
散界斬 ↓ Aボタン 下
裏振撃 ← Aボタン 上
転葬刃 ↙ Aボタン 下
断撃 Bボタン 中
灼熱断 Bボタン Bボタン 中/中
煌熱断 Bボタン Bボタン Aボタン 中/中/上
煌熱転葬刃 Bボタン Bボタン Aボタン ↓ Aボタン 中/中/上/下
煌熱衝天空 Bボタン Bボタン Aボタン Bボタン 中/中/上/中
尖撃 → Bボタン 中
剛烈刃 ↘ Bボタン 中
極展斬 ↓ Bボタン 特殊中段
裏割撃 ← Bボタン 中
衝天空 → → Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
側面蹴 キック 上
落追蹴 キックキック 上/中
転踊蹴 → キック 上
腹突蹴 ↘ キック 中
鉤爪蹴 ← キック 上
滑面蹴 ↙ キック 下
払鎌蹴 ↓ キック 下
払鎌昇撃 ↓ キックBボタン 下/中
回天蹴 → → キック 中 2回目の→ は長めに入力
回天跳蹴 → → キックキックキック 中/中 2回目の→ は長めに入力
回天跳撃蹴 → → キックキックキック 中/中/中 2回目の→ は長めに入力
舞葉蹴 ← → キック 上
双衝天 Aボタン ＋ Bボタン 中/中
洸滅断 → → Aボタン ＋ Bボタン 中 2回目の→ は長めに入力
及歩 ↓ ↘ → 特殊移動
及歩落雁刃 ↓ ↘ → Aボタン 特殊中段
及歩趨螺刃 ↓ ↘ → Aボタン Bボタン 特殊中段・中
及歩翔空刃 ↓ ↘ → Bボタン 特殊中段
及歩浮膝蹴 ↓ ↘ → キック 中 2回ヒット
落雁刃 立ち上がり途中Aボタン 特殊中段
拝趨螺刃 立ち上がり途中Aボタン Bボタン 特殊中段・中
翔空刃 立ち上がり途中Bボタン 特殊中段
浮膝蹴 立ち上がり途中キック 中 2回ヒット
潜身蹴 走ってキック 下
瞬烈荒神剣 Aボタン ＋ 4ボタン 投げ
迅速万雷蹴 Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
急襲斬首撃 背後からAボタン ＋ 4ボタン or Bボタン ＋ 4ボタン 投げ
鉄砕蹴 ↘ キック ダウン攻撃 相手がダウン中のみ
黄式猛襲火刃 ← Bボタン ＋ キック ガード不能
黄式救国炎舞撃 Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・← ↙ ↓ ↘ → Aボタン ＋ Bボタン 中 クリティカルエッジ
黄式正義霹靂斬 Aボタン ＋ Bボタン ＋ キック・← ↙ ↓ ↘ → Bボタン ＋ キック 中 クリティカルエッジ
[ 黄 星京 / 使用コマンド ]
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○1P側
キャラクターセレクト画面で1Pスタートを押したまま
セレクトカーソルを御剣に合わせ↑ ↓
セレクトカーソルをタキに合わせ↑ ↑ ↓ ↓
セレクトカーソルをロックに合わせ↓ ↑ ↓ ↑
成功すると欄外の黄 星京が使用可能となる
○2P側
キャラクターセレクト画面で2Pスタートを押したまま
セレクトカーソルをジークフリートに合わせ↑ ↓
セレクトカーソルを李に合わせ↑ ↑ ↓ ↓
セレクトカーソルをヴォルドに合わせ↓ ↑ ↓ ↑
成功すると欄外の黄 星京が使用可能となる
[ セルバンテス・デ・レオン / ストーリー ]
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○ストーリー
広大な大西洋の覇権を握るスペインは“無敵艦隊（アルマダ）”を誇る海軍兵力の他にも、もうひとつ重要な兵力
を海に展開していたが、それは「私掠船」と呼ばれた。「私掠船」とは、『敵国の商船等を襲う事を任務とする、
民間の武装船』を指す。つまり、現代で言うところの「通商破壊用艦艇」に値するが、早い話が、本国の許可をも
らって公然と船を襲う「公認海賊船」のことである。
少年セルバンテスの父、フィリップ・レオンも、「私掠船」船長として大西洋を縦横無尽に駆け回る『誇り高き海
の男』であった。多くの「私掠船」が単なる海賊に過ぎなかったのに対し、彼フィリップは違った。まず自国の船
舶は当然として、直接の敵とならない国の商船を、絶対に襲うことは無かった。よしんば襲うことがあっても、彼
はその船のクルー全ての命を保証し無事付近の港まで送った。そして反対に敵国の「私掠船」に襲われている商船
と遭遇した際には、その商船を救出したのである。
「いいかセルバンテス。海の男は強く、そして紳士たらねばならんのだ。解るな？」
セルバンテスにとって、そんな父は文字通り誇りであった。しかし、彼の父は『誇り高き海の男』であったが為に
その命を落とすことになる。スペイン商船に偽装した列強の「私掠船」が、いつもの様に見逃そうとしたフィリッ
プの「私掠船」を背後から攻撃したのである!後部に艦載砲を持たなかった彼の「私掠船」に反撃は出来ず、そし
て羅針甲板を直撃した砲弾は、偉大な海の男を永遠に歴史から消し去ってしまった……。
甲板に唯一残った父の帽子を抱きながら、青年セルバンテスは誓った。
『奇麗事や祖国への義理などに縛られるからこうなるのだ！俺は海賊になるぞ……』
「かの視界に入った船舶は、たとえそれが”無敵艦隊”の戦列艦でも容赦しない」と恐れられ、大西洋を航行する
全ての船舶を恐怖状態に陥れた世紀の大海賊、キャプテン・セルバンテスはまさにこの時産声を上げたのである。
…ある日、彼が拠点としている港の酒場「黒い尻尾」亭に、イタリアの『死の商人』、ベルチーの使者がやってき
た。なんでも、もの好きなベルチーが、今度は噂の秘剣“ソウルエッジ”を本気で捜しているというではないか。
「……で、なんだ？まさか俺にそれを手伝えと言うつもりじゃないだろうな」
使者は破格の報酬を約束したが、海賊の流儀は“貰わずに奪う”ことにある。出来ることならこんな話は一笑に付
したかったが、よく考えれば、「最新の艦載砲」等が手に入るのは他でもない、ベルチーのお蔭である。さて、ど
うしたものか……。結局余興として引き受けた彼はそれから1年間、ぼちぼちと捜索を続けていたが、ついにセル
バンテスはとある情報を掴む事に成功した。骨董品屋間の非公開オークションで“怪しげな長物”が出たというの
である。それはあるイギリス人が落札しており、さらにオークションの時期から推測すると、所有者はまだ船の上
にいるはずだった。しかもその客船は、セルバンテスが航行している海域の近くにいるのである!
…それが“ソウルエッジ”であるという確証は何処にもない。しかし、海賊が船を襲うことに何を躊躇う？嵐の海
上で、セルバンテスの今日の獲物は決まった。
「……海賊旗揚げ！西北西に進路を維持、目標はあの客船だ！右舷全砲門開け!!」
ズシィーン!!!
荒天の海に殷々と砲声が轟き、無数の、水柱が客船を包み込んだ。そして間髪入れず客船に横付けして乗り込む海
賊達に、サーベルを振りかざしたセルバンテスが叫ぶ。
……“ソウルエッジ”がこの船にあるはずだ、今日はそれだけを狙え!!
だが不思議にも、海賊セルバンテス出現の報告は、その後一切…無い。
○プロフィール
国籍：スペイン
年齢：48歳 1年1日生まれ
身長：5フィート11インチ(177cm)
体重：178ポンド(80kg)
血液型：O型
家族構成：両親とは死別
携帯武器：伝説の剣「ソウルエッジ」
流派：操られるまま(剣が体験した戦闘のすべて)
○ステージ設定
セルバンテスの拠点とする港と彼の海賊船“エイドリアン号
かつては比較的栄えていたセルバンテス御用達の港だが、今は何故か人気が無い……。
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