Replay Burners

コマンド

一般ゲーム

数字  A  D  E  F  G  M  N  P  R  S  T  U  V  X
                                                                           
漢字あか  漢字さた  漢字なは  漢字ま  漢字やらわ

対戦格闘ゲーム

A  B  D  G  N  S  X
                                               
漢字あか  漢字さ  漢字た  漢字て  漢字は  漢字ら


ゲーム名

デッドオアアライブ


デッドオアアライブ

ロムセット=doa,doaa

[ 基本操作 ]
───────────────────────────────────────
・レバー/ボタン 配置 │mameボタン 対応

↖ ↑ ↗ │1ボタン :つかみ技(Hボタン)
← ● → Hボタン パンチ キック │2ボタン :パンチ (パンチ)
↙ ↓ ↘ つかみ技 パンチ キック │3ボタン :キック (キック)
HOLD PUNCH KICK │

・レバー (→ :レバーを短く入れる [→ ]:レバーを長く入れる ※右向き時)
上要素 :ジャンプ
下要素 :しゃがみ
↙ :しゃがみ後退(しゃがみガード)
→ :前進
← :後退(立ちガード)
→ → :前方ダッシュ
← ← :後方ダッシュ
→ [→ ]:走る

・ボタン
Hボタン:つかみ技 (ホールド)
パンチ:パンチ
キック:キック
───────────────────────────────────────
・三すくみのルール
デッドオアアライブでは以下の三すくみ的法則がある。
・打撃は投げに勝つ
・投げは掴みに勝つ (共通投げ:Hボタン + パンチ)
・掴みは打撃に勝つ (立ち受け:Hボタン しゃがみ受け:↓ Hボタン 自分から掴む:→ Hボタン)

┌→[打撃]─┐
掴みは │ │ 打撃は
打撃に勝つ│ ↓投げに勝つ
[掴み]←──[投げ]
投げは
掴みに勝つ
───────────────────────────────────────
・ダウン回避
転倒の際タイミングよくHボタン + パンチ+ キック (2回以上入力すると無効)

・ダウン時間短縮
ダウン中にレバーorボタン 入力でダウン時間を短縮する

・起き上がり
入力なし :その場起き上がり
↓ :その場しゃがみ起き上がり
Hボタン・Hボタン... :横転起き上がり(手前)
↑ Hボタン・Hボタン...:横転起き上がり( 奥 )
横転中に↓ :横転しゃがみ起き上がり
← :後転起き上がり
↙ :後転しゃがみ起き上がり

・起き上がり攻撃(各種起き上がり中に入力)
キック :起き上がりハイキック(中段)
↓ キック:起き上がりローキック(下段)


[ コマンド表記について ]
───────────────────────────────────────
コマンドは右向き時
→ :レバーを短く入れる
[→ ]:レバーを長く入れる

J着 :ジャンプの着地際
敵屈 :敵しゃがみ時
敵背 :敵の背後から
敵屈背:しゃがんだ敵の背後から

(※1) :投げられた側がHボタン + パンチ で抜けることができる
(※2) :投げられた側がHボタン + パンチ+ キックで抜けることができる


かすみ
───────────────────────────────────────
[基本打撃技] │[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
天刃 (テンジン) パンチ │ 裏天刃 (ウラテンジン) パンチ
霧刀 (キリガタナ) ↘ パンチ │ 闇刀 (ヤミガタナ) ↓ パンチ
地刃 (チジン) ↓ パンチ │ 裏地刃 (ウラチジン) [↓ ]パンチ
閃天脚 (センテンキャク) キック │ 裏天脚 (ウラテンキャク) キック
閃人脚 (センジンキャク) ↘ キック │ 裏人脚 (ウラジンキャク) ↓ キック
閃地脚 (センチキャク) ↓ キック │ 裏地脚 (ウラチキャク) [↓ ]キック
│ 月影脚 (ゲツエイキャク) ↑ キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃]
前天弧空斬 (ゼンテンコクウザン) 前J中パンチ
弧空斬 (コクウザン) 上J中パンチ
前天旋空脚 (ゼンテンセンクウキャク) 前J中キック
旋空脚 (センクウキャク) 上J中キック
前天地旋 (ゼンテンジツムジ) 前J着パンチ
地旋 (ジツムジ) 上J着パンチ
後天地旋 (コウテンジツムジ) 後J着パンチ
前天旋地脚 (ゼンテンセンチキャク) 前J着キック
旋地脚 (センチキャク) 上J着キック
後天旋地脚 (コウテンセンチキャク) 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
鷹爪脚 (タカヅメキャク) ↑ キック │ 瓦砕き (カワラクダキ) ↓ パンチ
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して)
虹掛け (ニジガケ) Hボタン + パンチ
冥土御輿 (メイドミコシ) ← パンチ
狼顎蹴 (ロウガクシュウ) ↓ ↙ ← Hボタン + キック
朧 (オボロ) ↘ ↘ パンチ+ キック
華厳円舞 (ケゴンエンブ) ↓ ↘ → パンチ
裏燕 (ウラツバメ) 敵屈→ Hボタン + パンチ+ キック
翼刈 (ツバサガリ) 敵背Hボタン + パンチ
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
木霊・壱式 (コダマ・イチシキ) 敵パンチにHボタン
木霊・弐式 (コダマ・ニシキ) 敵キックにHボタン
爪払い (ツマバライ) 敵パンチに↓ Hボタン
流刃 (リュウジン) 敵キックに↓ Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
霞返し (カスミガエシ) → Hボタン orJ着Hボタン
飛燕 (ヒエン) → → Hボタン + キック
└飛燕逆落 (ヒエンサカオトシ) 飛燕後← Hボタン
陽炎 (カゲロウ) → → Hボタン
└茨落とし (イバラオトシ) 陽炎後↓ キック
夢誘 (ユメサソイ) 敵背→ Hボタン or→ → Hボタン
裏飛燕 (ウラヒエンン) 敵背→ → Hボタン + キック
───────────────────────────────────────
[固有打撃技]
無影刀 (ムエイトウ) → → パンチ
迅槍脚 (ジンソウキャク) ↓ ↘ → キック
飛燕昇脚 (ヒエンショウキャク) → → パンチ+ キック
烈風脚 (レップウキャク) ↘ Hボタン + キック
昇斬斧 (ショウザンプ) ↗ パンチ
天襲脚 (テンショウキャク) ↗ キック
飛龍脚 (ヒリュウキャク) ↑ キック
月輪脚 (ゲツリンキャク) ↖ キック
浮天刃 (フテンジン) ↑ パンチ
避天刃 (ヒテンジン) ← パンチ
白霧 (シラギリ) ↘ パンチ・パンチ

連天脚 (レンテンキャク) キック・キック
連地脚 (レンチキャク) キック・↓ キック
連人脚 (レンジンキャク) キック・↘ キック
狼牙 (ロウガ) → → キック
旋 (ツムジ) パンチ+ キック
疾 (ハヤテ) Hボタン + キック
疾風脚 (シップウキャク) Hボタン + キック・Hボタン + キック
影疾 (カゲハヤテ) ↓ Hボタン + キック
旋・霞蹴り (セン・カスミゲリ) Hボタン + パンチ+ キック
裏影狩旋脚 (リエイシュセンキャク) → ← キック

・天刃系 (パンチor← パンチor↑ パンチor背後パンチ=[パンチ]と表記) からの派生
閃連襲 (センレンシュウ) [パンチ]・キック
二連突き (ニレンヅキ) [パンチ]・パンチ
三連突き (サンレンヅキ) [パンチ]・パンチ・パンチ
連・旋 (レン・ツムジ) [パンチ]・パンチ・パンチ・→ パンチ
連天襲 (レンテンシュウ) [パンチ]・パンチ・パンチ・→ キック
連地襲 (レンチシュウ) [パンチ]・パンチ・パンチ・↓ キック
連月砕 (レンゲツサイ) [パンチ]・パンチ・↖ キック
連・疾 (レン・ハヤテ) [パンチ]・パンチ・キック
連・疾風脚(レン・シップウキャク) [パンチ]・パンチ・キック・キック
───────────────────────────────────────
[特殊行動]
桜纏い (サクラマトイ) ← → ← Hボタン + パンチ+ キック
裏駆け (ウラガケ) ↖ パンチ
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:日本
性別:女 年齢:17歳 誕生日:2月23日 血液型:A型
身長:164cm 体重:48kg 3サイズ:B88・W52・H89
流派:霧幻天神流忍術
職業:抜け忍
好きなもの:苺のミルフィーユ
趣味:占い
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~かすみ~]
かすみ−霧幻天神流時期第十八代当主・・・その座を捨て、彼女は向かっていた。自
らの死を招くかもしれぬ戦いの中へ、兄の小刀をそっと胸に忍ばせて・・・。

歴史の陰で人に知られることなく継承されてきた忍びの術、霧幻天神流。自ら霧に溶
け、幻となって敵を討つ。この流派を修得することに、かすみはこれまでの人生を費や
してきた。幼少の頃から兄・疾風(はやて)と共に父である第十七代頭首・紫電の厳しい
指南を受けてきた彼女は、やがてその鮮やかな体術の切れでは並ぶ者のない程の技の使
い手となっていた。
変幻自在に舞い、指一本触れられることなく、静かに敵を討つ。その動きはまさに霧
か幻にたとえられた。

しかし、流派最強の忍として里を守ってきた頭首・紫電は身の衰えを徐々に感じつつ
あった。俗世から隔絶された深い谷間で人知れず暮らす忍の里といえど、その技をねた
む敵は少なからず存在する。身も精神も衰えていくだけの己は今一歩引くべきではない
か。そして全ての技を授けたわが子に後を託そう。
その「わが子」疾風に頭首の継承を告げんとしたまさにその日、異変は起こった。一
日の修行に出たまま、疾風が里に帰ってこなかったのだ。紫電は里の忍に命じ、疾風を
探したが行方は分からなかった。
一カ月後、里の外れに血まみれになって倒れている疾風が見つかった。何者かにひど
く傷付けられ、最後の力を振りしぼって里に戻ってきたのだ。体の自由も言葉さえも失
ってしまった兄の姿を見たかすみは、あまりの衝撃の大きさに言葉が出なかった。
『兄さんが、まさか−!』
父・紫電は変わり果てた疾風の体を見つめたまま、苦しみをかみしめつつ唸るように
ゆっくりと、もうひとりの「わが子」かすみに言った。
「かすみ、おまえがわしの後を継ぐのじゃ・・・」
そして、一年の月日が流れた。もうすぐかすみの十八回目の誕生日がやってくる。掟
により十八になった時、初めて彼女は正式に霧幻天神流第十八代頭首として認められる
。兄が半死半生の身となってから、かすみは皆の前では明るく振るまっているものの、
一人で物思いにふけることが多くなった。
父が何かを隠していることにかすみは気づいていた。あの日からずっと考え続けてき
た兄の仇の正体とあの事件の真実を父は知っている。しかし、父は決して何も語ろうと
はしなかった。
かすみの心の中には今も、自分よりはるかに強くてたくましい兄の勇姿があったのだ

ある夜、かすみは誰にも告げぬまま里を出た。それは里の掟を破る行為である。父に
打ち明けたなら、きっと引き止められたに違いない。けれどもかすみは旅に出なければ
ならなかった。兄の仇を討つため、そして真実を知るために・・・。
「兄さん、行って来るよ。」
かすみは抜け忍となり兄の仇を討つべく、霧の中を急いだ・・・


ジャン・リー
───────────────────────────────────────
[基本打撃技] │[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
リードジャブ パンチ │ ターンジャブ パンチ
リードアッパー ↘ パンチ │ ターンボディーブロー ↓ パンチ
ローナックル ↓ パンチ │ ターンローナックル [↓ ]パンチ
ハイキック キック │ ブラインドナックル ↑ パンチ
サイドキック ↘ キック │ ターンハイキック キック
ローキック ↓ キック │ ターンサイドキック ↓ キック
│ ターンスピンキック [↓ ]キック
│ ブラインドエルボー パンチ+ キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃] │
フロントジャンプナックル 前J中パンチ │ フロントジャンプスピンナックル
ジャンプナックル 上J中パンチ │ 前J着パンチ
フロントジャンプサイドキック 前J中キック │ ジャンプスピンナックル 上J着パンチ
ジャンプサイドキック 上J中キック │ バックジャンプスピンナックル 後J着パンチ
│ フロントジャンプスピンキック 前J着キック
│ ジャンプスピンキック 上J着キック
│ バックジャンプスピンキック 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
踏みつけ ↑ キック │ エンター・ザ・ドラゴン ↓ パンチ
│ ロースナップキック ↘ キック
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して) │
ヘルドライブ Hボタン + パンチ │ サイドバスター ← Hボタン + パンチ+ キック
肩車投げ ↓ ↙ ← パンチ │ ヘルクラッシュ 敵背Hボタン + パンチ
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)] │[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
カウンターリアパンチ 敵パンチにHボタン │ フロントフェイスロック → Hボタン orJ着Hボタン
カウンターストンプ 敵キックにHボタン │ ヘッドロック ↓ ← → Hボタン
ラプサオ 敵パンチに↓ Hボタン│ └ブルドッキングヘッドロック ← ← Hボタン
カオサオ 敵キックに↓ Hボタン│ 折檻パンチ 敵背→ Hボタン or↓ ↘ → Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技] │
折檻チョップ ← パンチ │ ミドルフックキック ← キック
ナックルアッパー ↗ パンチ │ ダブルフックキック ← キック・キック
バーティカルナックル ↑ パンチ │ スラストキック ↙ キック
スウェイジャブ ↖ パンチ │ スラストミドルキック ↙ キック・→ キック
ボディブロー → パンチ │ スラストスピンキック ↙ キック・↓ キック
ボディアッパー → パンチ・パンチ │ ミドルスピンキック ↘ キック・→ キック
フラッシュフック → → パンチ │ キックアッパー ↗ キック
フラッシュスピンキック → → パンチ・キック │ 二起脚 ↗ キック・キック
フラッシュロースピンキック │ スナップキック → キック
→ → パンチ・↓ キック│ スナップスピンキック → キック・→ キック
フラッシュターン ← ← パンチ │ ドラゴンキック ↓ ↘ → キック
ドラゴンナックル [↓ ]← → パンチ │ ロースピンキック ↓ Hボタン + キック
ドラゴンブロー ↓ ↘ → パンチ │
ドラゴンエルボー パンチ+ キック │

・ジャブ系 (パンチor↖ パンチor背後パンチ=[パンチ]と表記) からの派生
ジャブ・ハイキック [パンチ]・キック
リードフック [パンチ]・パンチ
バックナックル [パンチ]・パンチ・パンチ
ドラゴンキャノン [パンチ]・パンチ・パンチ・→ パンチ
ドラゴンラッシュ [パンチ]・パンチ・パンチ・キック
ソニックフック [パンチ]・→ パンチ
ソニックスピンキック [パンチ]・→ パンチ・キック
ソニックロースピンキック [パンチ]・→ パンチ・↓ キック
───────────────────────────────────────
[特殊行動]
シャウト ← → ← Hボタン + パンチ+ キックor← → ← Hボタン + パンチ+ キック
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:中国
性別:男 年齢:20歳 誕生日:11月27日 血液型:AB型
身長:173cm 体重:75kg 3サイズ:B99・W80・H92
流派:ジークンドー(JKD)
職業:用心棒
好きなもの:ハンバーガー、グレープフルーツ
趣味:映画鑑賞(アクション映画のみ)
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~ジャン・リー~]
孤高の拳士、ジャン・リー−みなしごだった彼は中国広東省の孤児院で幼少を過ごし
た。無口で誰にも心を許そうとはせず、他の子供と一緒にいることも少なかった。愛情
を知らずに育った彼にはそれに代わる「何か」が必要だった。
ある日、退屈のあまり孤児院から飛び出し、彼は町をぶらついていた。すると広場の
テントで面白い映画をやっている、と町の子供が騒いでいるのを耳にした。彼はテント
に潜り込み、端の方に座ってスクリーンを見つめた。
若き拳法の達人が卓越した技を駆使して、次々と襲いかかる悪人を倒していく。まわ
りの子供はただやかましく騒いでいた。しかしその時、彼は自分に必要な「何か」を見
付けたのだった。
これだ−力だ。
少年は瞬きもせず、映画に見入っていた。そしてスクリーンの中の格闘家の動きを脳
裏に焼き付けた。彼は孤児院に帰らず、それから町で格闘の修行と決闘を繰り返すよう
になった。

数年後、己の力に自信をつけた彼はアメリカへ渡り、ジャン・リーと名乗った。異国
の地において対戦相手に事欠くことはなかった。やがて、金を積まれて用心棒まがいの
仕事を引き受けるようになった。己の力を試せるなら闘いに善悪など関係がなかった。
しかし、ジャンが本当に欲していたのは金でも地位でもなかった。彼は己の空虚な心
を満たす闘いを求めて、町から町に渡り歩いた。
ある日、噂を聞きつけ勝負を挑んできた男を倒し、拳にこびりつく血を見ながら彼は
自分に問いかけていた。
−俺は一体、いつまでこうやって闘い続けるんだ。
すでに、初めて格闘技を身に付けた時の喜びも何もかもが消え去っていた。ただ闘う
相手を求め、さまよう獣にすぎなかった。
それから、彼は一人で本格的にジークンドーの修行を始めた。時折、町で出会う強敵
との闘いにいつしか自分の心が熱くなっているのを感じていた。
さらに強くなれば、きっとこの乾きもいやすことができる。

その後、未だ放浪を続ける彼は最強の格闘家を決定する大会の噂を聞いた。−デッド
・オア・アライブ。
そこに自分の求める闘いがあるはずだ。
ジャン・リーは、一瞬だけ笑みを浮かべてから、拳を強く握った。


レイ・ファン
───────────────────────────────────────
[基本打撃技]
単鞭 (タンベン) パンチ
懶紮衣 (ランザツイ) ↘ パンチ
下勢単鞭 (カセイタンベン) ↓ パンチ
蹴脚 (シュウキャク) キック
蹬脚 (トウキャクク) ↘ キック
下蹬脚 (カトウキャク) ↓ キック
───────────────────────────────────────
[基本打撃技]
単鞭 (タンベン) パンチ
懶紮衣 (ランザツイ) ↘ パンチ
下勢単鞭 (カセイタンベン) ↓ パンチ
蹴脚 (シュウキャク) キック
蹬脚 (トウキャクク) ↘ キック
下蹬脚 (カトウキャク) ↓ キック
───────────────────────────────────────
[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
転身単鞭 (テンシンタンベン) パンチ
閃通背 (センツウハイ) ↓ パンチ
転身下勢単鞭 (テンシンカセイタンベン) [↓ ]パンチ
転身蹴脚 (テンシンシュウキャク) キック
転身蹬脚 (テンシントウキャク) ↓ キック
転身下蹬脚 (テンシンカトウキャク) [↓ ]キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃]
飛翔捶撃 (ヒショウスイゲキ) 前J中パンチ
飛上捶撃 (ヒジョウスイゲキ) 上J中パンチ
飛翔蹬脚 (ヒショウトウキャク) 前J中キック
飛上蹬脚 (ヒジョウトウキャク) 上J中キック
飛翔双按 (ヒショウソウアン) 前J着パンチ
飛上双按 (ヒジョウソウアン) 上J着パンチ
退身双按 (タイシンソウアン) 後J着パンチ
飛翔跌叉 (ヒショウテッサ) 前J着キック
飛上跌叉 (ヒジョウテッサ) 上J着キック
退身穿宮腿 (タイシンセンキュウタイ) 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
落双捶撃 (ラクソウスイゲキ) ↑ パンチ│ 震脚 (シンキャク) ↘ キック
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して)
倒攆猴 (トウデンコウ) Hボタン + パンチ
野馬分鬃 (ヤバブンソウ) ← Hボタン + パンチ+ キック
裡擰臂摔 (リネイヒスイ) ↓ ↙ ← Hボタン + パンチ
撇身捶 (ヘイシンスイ) → ← パンチ
托肘肩靠 (タクチュウハイスイ) 敵背Hボタン + パンチ
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
採挒 (サイレツ) 敵パンチに Hボタン
掤勢 (ホウセイ) 敵キックに Hボタン
履勢 (リセイ) 敵パンチに↓ Hボタン
化推 (カスイ) 敵キックに↓ Hボタン
回擠 (カイセイ) 敵中段キックに↓ ↙ ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
鑚擰臂捶 (サンネイヒスイ) → Hボタン orJ着Hボタン
挑手打胸 (チョウシュダキョウ) ↓ ↘ → Hボタン
└太公釣魚 (タイコウチョウギョ) 挑手打胸後↘ ↓ ↙ ← Hボタン + パンチ
└連・太公釣魚 (レン・タイコウチョウギョ)太公釣魚後→ → Hボタン + パンチ+ キック
揉膝拗歩 (ロウシツヨウホ) → → Hボタン
金鶏独立 (キンケイドクリツ) 敵屈↘ Hボタン or前J着↓ Hボタン or上J着↓ Hボタン
上歩靠 (ジョウホコウ) 敵背→ Hボタン or敵背↓ ↘ → Hボタン or敵背→ → Hボタン
提手上勢 (テイシュジョウセイ) 敵屈背↘ Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技]
双按 (ソウアン) → → パンチ
双風貫耳 (ソウフウカンジ) → ← キック
七寸靠 (シチスンコウ) ← → パンチ
金鶏独立 (キンケイドクリツ) パンチ+ キック
当頭砲 (トウトウホウ) [↓ ]→ パンチ
跌叉 (テッサ) ↓ ↓ キック
斜飛肘撃 (シャヒチュウゲキ) ↑ パンチor↗ パンチ
翻身単鞭 (ホンシンタンベン) ↖ パンチ
転身擺蓮脚 (テンシンハイレンキャク) ↖ キック
踹脚 (タンキャク) ↑ キックor↗ キック
二起脚 (ニキキャク) ↑ キック・キックor↗ キック・キック
抱虎帰山 (ホウコキサン) Hボタン + パンチ+ キック
肘撃 (チュウゲキ) → パンチ
抱頭推山 (ホウトウスイサン) ← パンチ
前招 (ゼンショウ) ← パンチ・パンチ
揪地竜 (シュウチリュウ) ↙ パンチ
上歩七星 (ジョウホシチセイ) ↙ パンチ・パンチ
掛面脚 (カメンキャク) ← キック
穿宮腿 (レンキュウタイ) ← キック・キック
穿宮連腿 (センキュウレンタイ) ← キック・キック・↓ キック
単鞭 (タンベン) パンチ
高探馬 (コウタンマ) パンチ・パンチ
玉女穿梭 (ギョクジョセンサ) パンチ・パンチ・→ パンチ
青竜出水 (セイリュウシュッスイ) パンチ・↘ パンチ
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:中国
性別:女 年齢:19歳 誕生日:4月23日 血液型:B型
身長:167cm 体重:50kg 3サイズ:B87・W55・H84
流派:太極拳
職業:学生
好きなもの:杏仁豆腐
趣味:カラオケ
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~レイ・ファン~]
明るく、素直、誰にでも優しく−時々いじわる。レイ・ファンはそんな女の子だった
。裕福な家に生まれた彼女は、なんでも一番を取りたくて、勉強も習い事もたくさんし
た。けれど何よりも得意だったのは、男の子に負けないために始めた武術、太極拳だっ
た。
最初は習い事の一つに過ぎなかった。が、十三の頃には同じ道場の十代の門下生では
練習相手にもならなくなってしまった。誰よりも技が上達した彼女は、みんなにほめら
れてとってもうれしかった。もっと、もっとほめられたい。彼女はいつもにっこり笑っ
て、男の子をぶったおした。

ある日、いつものように道場に向かう途中だった。レイ・ファンは小さな男の子が黒
いメガネをかけた背の高い二人組に囲まれているのを見かけた。
−お金なんてないよ!
男の子が泣きながら叫んでいる。ははーん、この人達、いわゆる悪いやつらね。他の
大人は見て見ぬふり。わたしが助けてあげなきゃ。
ぼかん!
突然、顔にきつい一発をくらった二人組は、飛び込んできたのが体のきゃしゃな少女
だったのに驚いた。するとまた一発!
レイ・ファンの手足はまるで弧を描くように柔らかく、そして鋭く二人の体をとらえ
た。やがて一人が倒されると、かっとなったもう一人の黒メガネは腰からナイフを取り
出した。
次の瞬間、レイ・ファンの右腕から血が飛び散った。男のナイフの鋭い刃に触れてし
まったのだ。さされる・・・!
鋭い気合いの声とともに、さっと影が頭上を横切る。するとナイフを持った男は、は
るかかなたに吹っ飛んでいた。男は後頭部をひどく打ちつけて、ぴくぴくけいれんして
いた。
あぜんとするレイ・ファンの前に立っていたのは同じ年頃の少年だった。突然やって
きた少年は、何も言わないで歩き去った。レイ・ファンの視界から「龍」の刺繍が施さ
れた道着がゆっくりと消えていった。
なんなの、あの人。別に助けてもらわなくたってよかったんだから。ほんとによかっ
たんだから・・・。
その日から、レイ・ファンはより真剣に修練に打ち込むようになった。数年後には道
場の師範代を倒してしまった。けれど、彼女は今でも忘れることができなかった。
あいつ。あいつにまた会いたい・・・そして、あいつと闘ってみるんだ。レイ・ファ
ンには自分の胸の中のなんだかもやもやとしたものの意味が良く分からなかったが、き
っとあの時の少年を倒せばすっきりするような気がした。だから両親が泣いて止めよう
と家を出るつもりだった。
ぜーったい、あいつを倒しにいくの!


バイマン
───────────────────────────────────────
[基本打撃技] │[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
ジャブ パンチ │ ターンバックナックル パンチ
パームスタンプ ↘ パンチ │ ターンボディーブロー ↓ パンチ
ローナックル ↓ パンチ │ ターンロースピンナックル [↓ ]パンチ
ハイキック キック │ ブラインドナックル ↑ パンチ
ミドルサイドキック ↘ キック │ ターンスピンキック キック
ローキック ↓ キック │ ターンサイドキック ↓ キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃] │
アサルトダウンパーム 前J中パンチ │ アサルトパームアッパー 前J着パンチ
エアダウンパーム 上J中パンチ │ ステップパームアッパー 上J着パンチ
アサルトフロントキック 前J中キック │ トラップパームアッパー 後J着パンチ
エアフロントキック 上J中キック │ アサルトレッグスパイク 前J着キック
│ ステップレッグスパイク 上J着キック
│ トラップレッグスパイク 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
ニードロップ ↑ キック │ ストンピング ↘ キック
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して) │
フロントスープレックス Hボタン + パンチ(※1) │ ビクトル膝十字固め ↓ ↘ → Hボタン + キック
ネックハンギングツリー ← Hボタン + パンチ │ 腕ひしぎ逆十字固め 敵背Hボタン + パンチ
風車式バックブリーカー ← ↙ ↓ ↘ → パンチ │
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
カウンタースタンドアームロック 敵パンチにHボタン
カウンターアッパー 敵キックにHボタン
カウンターアームロック 敵パンチに↓ Hボタン
カウンターローアッパー 敵キックに↓ Hボタン
飛びつき膝十字固め 敵中段キックに↓ ↙ ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
腕固め → ↘ ↓ Hボタン
スタンディングアームロック → → Hボタン
└首極め腕卍 スタンディングアームロック後に→ ↘ ↓ ↙ ← Hボタン(※2)
└DDT 首極め腕卍後↓ ↙ ← パンチ (※2)
軸足払い ↓ ↘ → Hボタン
└立ちアキレス腱固め 軸足払い後→ ↘ ↓ ↙ ← Hボタン (※2)
└逆片エビ固め 立ちアキレス腱固め後← ↙ ↓ キック (※2)
脇固め 敵屈↘ Hボタン or前J着↓ Hボタン or上J着↓ Hボタン
スリーパーホールド 敵背→ Hボタン or敵背→ ↘ ↓ Hボタン or敵背↓ ↘ → Hボタン or敵背→ → Hボタン
└スイングスリーパー スリーパーホールド後→ ↘ ↓ ↙ ← Hボタン (※2)
チョークスラム → Hボタン orJ着Hボタン
後ろ脇固め 敵屈背↘ Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技] │
スピニングバックナックル ← パンチ │ ショルダータックル ← → パンチ
スマッシュ [↘ ]パンチ │ スイングダブルハンマー → ← パンチ
パームアロー ↖ パンチ │ リバースダブルハンマー → ← パンチ・パンチ
ボディーブロー → パンチ │ レッグスパイク ↙ キック
ストマッククラッシュ → パンチ・パンチ │ ヒールハンマー ← キック
ジャブ パンチ │ ドロップキック ↗ キック
ジャブ・ボディブロー パンチ・→ パンチ │ ジャベリンキック ↑ キック
ストームボディーブロー パンチ→ パンチ・パンチ │ ローリングソバット Hボタン + キック
ジャブ・ハイキック パンチ・キック │ スライディング ↓ Hボタン + キック
ジャブ・ストレート パンチ・パンチ │ ヘッドバット パンチ+ キック
ストームパームスタンプ パンチ・パンチ・↘ パンチ│
ストームバックナックル パンチ・パンチ・← パンチ │
ストームローリングソバット パンチ・パンチ・キック │
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:ロシア
性別:男 年齢:31歳 誕生日:10月10日 血液型:B型
身長:182cm 体重:105kg 3サイズ:B120・W92・H95
流派:コマンドサンボ
職業:暗殺者
好きなもの:ビーフシチュー
趣味:武器収集、チェス
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~バイマン~]
悲劇は突然やってきて、彼の心をぼやけた灰色にして去っていった。度重なる内戦の
さなか、彼の両親は目前で銃殺された。体中に無数の穴が開き、彼が叫ぶ直前に地に倒
れた。彼はそのまま叫びをのみこみ、同時に悲しみという感情を失った。彼がその時知
ったのは「人の命など一瞬にして消えてしまう」という事実だった。そこには感情の入
り込む隙など全くない。

数年後、彼は軍隊に入り人を殺す手段を修得した。彼にとって戦場とは人の死ぬ場所
にすぎず、国家や感情は何ら関わりをもたなかった。彼は戦場で奪った敵の命をひとつ
ひとつ数えては、脳裏に刻みつけた。
連邦解体後、彼はその腕を買われ、要人暗殺の依頼をうけるようになる。彼は依頼を
承諾すれば、必ず期日通りに任務を遂行した。しかし莫大な報酬を受け取ろうと、決し
て満足感を得ることはなかった。
暗殺のプロフェッショナルとして、裏の世界で彼はこう呼ばれた。

コードネーム・BAYMAN

ある日、彼はホテルの一室で新たな暗殺依頼をうけていた。
「DOATEC−デッド・オア・アライブ執行委員会の代表、フェイム・ダグラス。格
闘大会を主催している男だ。奴を次の大会が終了するまでに消して欲しい。」
そう言うと黒スーツの男はバイマンに一枚の写真を見せた。
写真をちらりと見ただけで、バイマンが黙っているので男はそのまま続けた。
「奴はうちのボスの事業に少しばかり邪魔で−」
「理由などいい」
ようやく顔を上げ、バイマンは太い声を発した。
「要は、奴の命を奪えばいいのだろう。ただそれだけだ。」
男はうなずくと、バイマンに赤い封筒を手渡した。封を開いたバイマンの目に、血で
書かれたかと思われる赤く細い文字が入ってきた。

−D・O・Aにようこそ、貴殿の活躍を期待している フェイム・ダグラス
「大会への参加証だ。それで出場者のひとりとなって奴に接近する機を窺ってくれ。」
「分かった。これだけで十分だ。」
バイマンは席を立ち、封筒を懐に入れながら部屋を出た。
ふいにいつもの幻影が襲ってくる。体中にあいた無数の空洞。バイマンはその穴のひ
とつひとつに今まで自分の奪ってきた命をはめこんでいった・・・。


ティナ
───────────────────────────────────────
[基本打撃技] │[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
ジャブ パンチ │ ターンスピンナックル パンチ
アッパー ↘ パンチ │ ターンミドルナックル ↓ パンチ
ローナックル ↓ パンチ │ ターンローナックル [↓ ]パンチ
ハイキック キック │ ターンスピンキック キック
ミドルキック ↘ キック │ ターンサイドキック ↓ キック
ローキック ↓ キック │ ターンローキック [↓ ]キック
│ ターンソバット Hボタン + キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃] │
フロントフィストドロップ 前J中パンチ │ フロントステップチョップ 前J着パンチ
フライングフィストドロップ 上J中パンチ │ ステップチョップ 上J着パンチ
ドロップキック 前J中キック │ バックステップハンマー 後J着パンチ
ブランディングキック 上J中キック │ カンガルーニーキック 前J着キック
│ カンガルーニースタンプ 上J着キック
│ バックステップロースピン 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
ヒップドロップ ↑ パンチ │ ムーンサルトプレス ↑ Hボタン + パンチ+ キック
エルボードロップ ↘ パンチ │
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して)
デスバレーボム Hボタン + パンチ (※1)
フランケンシュタイナー ↓ ↘ → Hボタン + キック
フィッシャーマンズバスター ← ↙ ↓ ↘ → パンチ
J・O・サイクロン ↓ → パンチ+ キック
フライングメイヤー ↓ ↙ ← パンチ+ キック
└サーフボードスタイルロック フライングメイヤー後← → Hボタン + パンチ(※2)
└J・O・S サーフボードスタイルロック後↓ ↑ Hボタン + パンチ
(※2)
ボディスラム Hボタン + パンチ+ キック
バースボム 敵屈↓ Hボタン + パンチ
ジャパニーズオーシャンボム 敵屈↘ ↘ Hボタン + パンチ+ キック
ジャーマンスープレックス 敵背Hボタン + パンチ
投げっぱなしジャーマンスープレックス 敵背Hボタン + パンチ+ キック
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
ストライクエルボースマッシュ 敵パンチにHボタン
ストライクエルボーパット 敵キックにHボタン
ダブルスラップ 敵パンチに↓ Hボタン
ベアーズスラップ 敵キックに↓ Hボタン
ドラゴンスクリュー 敵中段キックに↓ ↙ ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
ハンマースルー → Hボタン orJ着Hボタン
└J・O・S ハンマースルー後↓ ↑ Hボタン + パンチ
逆羽固め ↓ ↘ → Hボタン
└ロデオホールド 逆羽固め後レバー1回転Hボタン (※2)
タックル → ↘ ↓ Hボタン
└ジャイアントスイング タックル後← ↙ ↓ ↘ → Hボタン (※2)
フルネルソン 敵背→ Hボタン or敵背↓ ↘ → Hボタン or敵背→ ↘ ↓ Hボタン
└ドラゴンスープレックス フルネルソン後→ ↗ ↑ ↖ ← Hボタン + パンチ (※2)
───────────────────────────────────────
[固有打撃技] │
ロースピンナックル ↙ パンチ │ バーティカルバックチョップ [↘ ]パンチ
ダブルハンマー ← パンチ │ バーティカルハンマー [↘ ]パンチ・← パンチ
エルボースマッシュ ↑ パンチ │ ダッシュアッパー → → パンチ
ナックルアロー ↖ パンチ │ ダブルアッパー → → パンチ・パンチ
バックチョップ ↗ パンチ │ ショルダータックル ← → パンチ
バックチョップハンマー ↗ パンチ・← パンチ│ ショートレンジラリアット → Hボタン + パンチ
ジャブ パンチ │ バックブレインキック ↑ キック
ジャブ・ハイキック パンチ・キック │ ローリングソバット Hボタン + キック
ジャブ・ストレート パンチ・パンチ │ ロースピンキック ↓ Hボタン + キック
マシンガンラッシュ パンチ・パンチ・パンチ│ ジャンピングニーパット → キック
エルボー → パンチ │ ニーハンマー → キック・← パンチ
エルボーバックナックル → パンチ・パンチ │ ケンカキック → → キック
アルティメットコンボ → パンチ・パンチ・キック│ ティナスペシャル Hボタン + パンチ+ キック
───────────────────────────────────────
[特殊行動]
フロントロール ↓ パンチ+ キック
アピール ← → ← Hボタン + パンチ+ キックor→ ← → Hボタン + パンチ+ キック
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[プロフィール]
国籍:アメリカ
性別:女 年齢:22歳 誕生日:12月6日 血液型:O型
身長:169cm 体重:59kg 3サイズ:B89・W56・H89
流派:プロレス
職業:プロレスラー
好きなもの:シーフード全般
趣味:格闘ゲーム、サイクリング
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~ティナ~]
本当はティナはプロレスなんてすこしもやりたくなかった。幼い頃に母親をなくし、
一人でここまで自分を育ててくれた父にはとても感謝している。けれどちいさな頃から
たたきこまれてきたプロレスよりもやりたいことがある。今日は言いたいことを全部言
ってしまうつもりだった。
「ティナ、次の試合のことなんだが・・・」
きた。ティナはおもいっきり息をすいこんだ−。
「父さん、あのね、もうプロレスなんてどうでもいいよ。むかし父さんが果たせなかっ
た夢だとかなんだとか、ほんと言うといいかげんうざったいんだ。女子プロのチャンピ
オンといったって、わたしも二十二歳なんだよ。ふつうの女の子みたいなこともしてみ
たいし。どーせ、わたしにかなう人なんてもういやしないんだから、プロレスやめちゃ
ってもいいよね」
父バースの顔は燃えるように赤らみ、腕はぶるぶるふるえていた。
「それで・・・おまえは一体どうしたいっていうんだ」
「わたしねぇ、モデルになりたいんだ−」
バースのフライングクロスチョップがティナめがけて飛んだ−。

ぎしぎしきしむ柱。へっこむ床。折れてころがるテーブルの足・・・。両者互いにゆ
ずらぬ激闘は、バースの腰痛のためあっけない幕切れとなった。かつて無敗のレスラー
と呼ばれた彼も現役引退からはかなりの年月がたっている。
「いいか、ティナ」
腰をさすりながらバースは言った。
「そんなに格闘の世界は甘いもんじゃあないぞ。そうだ、これを見なさい」
バースは落ちている雑誌を拾い、まん中あたりを開いてティナに渡した。でかでかと
書かれた見出しがティナの目に入ってくる。
−世界一の異種格闘技大会”デッド・オア・アライブ”本年度の開催せまる!昨年度の
大会優勝者はテレビや雑誌で大人気−。
ティナの頭脳が高速回転を始めた。
大会に出場→乙女の快進撃→世界中に中継→優勝→テレビ出演→モデル!!
「プロレスの世界だけじゃない。父さんは、おまえにどんな相手にも負けぬ強い子に育
って−」
「わかった。父さん、わたしこの大会に出てみる」
父親の言葉の終わらぬうちにティナは言い放った。バースは口をぽかーんと開いたま
ま娘の顔を見つめた。
「もう、きーめた。わたし、大会に優勝してみせる。そしたら文句ないでしょ。」

ぼうぜんとする父をよそにティナはバッグに着替えをつめ始めた。顔をかくして、テ
ィナはくすくす笑っていた。大会が終わった後、自分のピンナップがバカ売れしている
光景を思い浮かべながら・・・


リュウ・ハヤブサ
───────────────────────────────────────
[基本打撃技]
上段正拳突き (ジョウダンセイケンヅキ) パンチ
昇旋刀 (ショウセントウ) ↘ パンチ
下段正拳突き (ゲダンセイケンヅキ) ↓ パンチ
上段廻し蹴り (ジョウダンマワシゲリ) キック
足刀蹴り (ソクトウゲリ) ↘ キック
下段廻し蹴り (ゲダンマワシゲリ) ↓ キック
───────────────────────────────────────
[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
背撃裏拳 (ハイゲキウラケン) パンチ
背撃中段手刀 (ハイゲキチュウダンシュトウ) ↓ パンチ
背撃下段手刀 (ハイゲキゲダンシュトウ) [↓ ]パンチ
背撃上段蹴り (ハイゲキジョウダンゲリ キック
背撃中段蹴り (ハイゲキチュウダンゲリ) ↓ キック
背撃下段蹴り (ハイゲキゲダンゲリ) [↓ ]キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃] │
進空掌 (シンクウショウ) 前J中パンチ │ 進撃掌 (シンゲキショウ) 前J着パンチ
留空掌 (リュウクウショウ) 上J中パンチ │ 留撃掌 (リュウゲキショウ) 上J着パンチ
進空蹴 (シンクウシュウ) 前J中キック │ 退撃掌 (タイゲキショウ) 後J着パンチ
留空蹴 (リュウクウシュウ) 上J中キック │ 進刺蹴 (シンシシュウ) 前J着キック
│ 留刺蹴 (リュウシシュウ) 上J着キック
│ 退刺蹴 (タイシシュウ) 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
奈落突き (ナラクヅキ) ↑ パンチ │ 虎牙双弾 (コガソウダン) ↘ パンチ
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して)
十字絡み (ジュウジガラミ) Hボタン + パンチ (※1)
四方投げ (シホウナゲ) → → ← パンチ+ キック
極光抱反落 (キョクコウホウタンラク) ← Hボタン + パンチ+ キック
落雷衝 (ラクライショウ) ↓ ↙ ← パンチ+ キック
首切り投げ (クビキリナゲ) ↓ ↘ → パンチ
昇雷衝 (ショウライショウ) ← ↙ ↓ ↘ → Hボタン + パンチ+ キック
└鎌鼬 (カマイタチ) 昇雷衝後↓ ↘ → ↗ ↑ Hボタン + パンチ
└飯綱落とし (イヅナオトシ) 鎌鼬後 ← ↖ ↑ ↗ → ↘ ↓ Hボタン + キック
斬首閃 (ザンシュセン) 敵屈↓ Hボタン + パンチ
裏投げ (ウラナゲ) 敵背Hボタン + パンチ
落龍衝 (ラクリュウショウ) 敵背Hボタン + パンチ+ キック

───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
柳閃掌 (リュウセンショウ) 敵パンチにHボタン
柳閃刀 (リュウセントウ) 敵キックにHボタン
地柳拳舞 (チリュウコブシマイ) 敵パンチに↓ Hボタン
地柳脚舞 (チリュウアシノマイ) 敵キックに↓ Hボタン
蹴撃獲投 (シュウゲキカクトウ) 敵中段キックに↓ ↙ ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
槍影狩 (ソウエイシュ) → Hボタン orJ着Hボタン
幻影 (ゲンエイ) → → Hボタン
裏雷薙ぎ (ウライカヅチナギ) 敵背→ Hボタン or敵背→ → Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技]
破突 (ハトツ) → パンチ
雷震撃 (ライシンゲキ) → → パンチ
天突 (アマツキ) ↗ パンチ
神突 (カミツキ) ↑ パンチ
柳影刀 (リュウエイトウ) ↖ パンチ
空旋刀 (クウセントウ) ← パンチ
破妖薙ぎ蹴り (ハヨウナギゲリ) ← パンチ・キック
地旋刀 (チセントウ) ↙ パンチ
蒼空斬刀 (ソウクウザントウ) パンチ+ キック
日輪脚 (ニチリンキャク) ↗ キック
破幻蹴 (ハゲンシュウ) ↑ キック
月輪脚 (ゲツリンキャク) ↖ キック
足刀蹴り (ソクトウゲリ) ↘ キック
破魔槍蹴り (ハマヤリゲリ) ↘ キック・↘ キック
破邪膝蹴り (ハジャヒザゲリ) → キック
地滑り (ジスベリ) → → キック
地昇脚 (チショウキャク) → ↘ ↓ キック
地掃脚 (チソウキャク) ↙ ↙ キック
裏影狩旋脚 (リエイシュセンキャク) → ← キック

・パンチor背パンチor↖ パンチ([パンチ]と表記)からの派生
連弾 (レンダン) [パンチ]・パンチ
連刀撃 (レントウダン) [パンチ]・パンチ・→ パンチ
昇連弾 (ショウレンダン) [パンチ]・パンチ・キック
正拳・上段蹴り (セイケン・ジョウダンゲリ) [パンチ]・キック
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:日本
性別:男 年齢:23歳 誕生日:6月15日 血液型:A型
身長:177cm 体重:70kg 3サイズ:B105・W83・H92
流派:隼流忍術
職業:アンティークショップ経営
好きなもの:寿司
趣味:登山、釣り
───────────────────────────────────────
[ストーリー ~リュウ・ハヤブサ~]
夕闇訪れる中、細い裏通りを歩くリュウは突如背後に殺気を感じた。素早く振り返り
、彼は迫り来る敵の体を投げ飛ばした−が、感触はあったもののそこに人の姿はなかっ
た。辺りを見回すと数歩先に一枚の紙が落ちている。拾い上げたリュウの目に血文字の
一文が飛び込んできた。

−リュウ・ハヤブサ殿 D・O・Aにようこそ 貴殿の活躍を期待している フェイム・
ダグラス

「いらっしゃいませ。あっ、おかえりなさい」
扉を開き店に入って来るリュウに気付くと、アイリーンは彼の元に走り寄った。
「ねえ、どうしたの。顔色がよくないわよ」
リュウは質問には答えず、ぐったりと椅子に腰を落とした。アイリーンが入り口のカ
ーテンを閉めると、ニューヨークの街の喧騒から少しだけ解放された。
店内には売り物の日本刀や鎧が所狭しと並べられている。古来より続く忍びの家系・
ハヤブサの名を持つリュウは、その剣を置き恋人との暮らしを選んだ。ようやく訪れた
休息の日々に彼は身をゆだねていた。

幼少の頃よりのライバル、親友である疾風が何者かに襲撃されてから一年が過ぎてい
た。その妹のかすみがD・O・Aに向かっていることをリュウは知った。彼らを狙う何
らかの邪悪な意思が大会の奥底に見え隠れするのにリュウは気付いていた。彼らは平穏
な生活を捨て、争いに巻き込まれるのを嫌った。しかし、血文字の招待状はリュウを再
び闇の中にいざなうのだった−。

「リュウ、何があったの?」
椅子に座りうつむいたままリュウは口を閉ざしていた。柱時計が時を刻む音だけが部
屋の中に響き渡った。アイリーンはリュウの前にしゃがみ込むと、彼の顔を下からのぞ
き込んだ。その瞬間、アイリーンの目が深い哀しみの光を帯びた。
ふいにリュウが顔を上げて呼びかけた。
「アイリーン・・・」
「わかってるわ」
アイリーンはリュウの口にそっと手をおしあてた。その瞳から哀しみの色はもう消え
ていた。
「リュウがそういう目をしている時って、行くべきかどうか悩んでる時なんだよね。い
ってらっしゃい。わたし、ちゃんと留守番しているから」
微笑みながらそう言ったアイリーンにリュウは一度だけ深くうなずき、そしてゆっく
りと立ち上がった。
リュウは部屋の奥に向かうと、隠しておいた龍剣を取り出し鞘から抜いた。柄を強く
握りしめると、刃は一瞬だけ鋭い光を放った。


ザック
───────────────────────────────────────
[基本打撃技] │[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
ジャブ パンチ │ ターンナックル パンチ
アッパー ↘ パンチ │ ターンエルボー ↓ パンチ
ローナックル ↓ パンチ │ ターンローナックル [↓ ]パンチ
ハイキック キック │ ターンヒールキック キック
ミドルキック ↘ キック │ ターンアッパーキック ↓ キック
ローキック ↓ キック │ ターンロースピンキック [↓ ]キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃] │
リープダウンブロー 前J中パンチ │ フォワードステップブロー 前J着パンチ
エアダウンブロー 上J中パンチ │ ステップエルボー 上J着パンチ
リープサイドキック 前J中キック │ フェイントエルボー 後J着パンチ
エアサイドキック 上J中キック │ フォワードステップニー 前J着キック
│ ステップニーキック 上J着キック
│ フェイントミドルスピン 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
フットスタンプ ↑ キック │ ワイルドヒール ↘ キック
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して) │
ワイルドスロー Hボタン + パンチ (※1)│ ビーストファング ↘ [↘ ]パンチ+ キック
ゴッ・コー・ティー・カウ → ← パンチ+ キック │ ネックハンティング 敵背Hボタン + パンチ
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)] │[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
エルボーカウンター 敵パンチにHボタン │ ティー・カウ・コーン → Hボタン orJ着Hボタン
ニーカウンター 敵キックにHボタン │ フォワードトラップ → → Hボタン
パンチスルー 敵パンチに↓ Hボタン│ リバーストラップ → ↘ ↓ Hボタン
キックスルー 敵キックに↓ Hボタン│ ヘッドクラッシュ 敵背→ Hボタン
│ or敵背→ → Hボタン
│ or敵背→ ↘ ↓ Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技] │
ソーククラブ ↓ ↘ → パンチ │ ティー・カウ・トロン → キック
ティーソークトロン → パンチ │ ニースピンキック → キック・キック
ダブルソーク → パンチ・← パンチ │ テッ・ラーン ↙ キック
エルボーヒールキック → パンチ・キック │ ライジングヒールキック ↑ キック
ティー・ソーク・ラーン → → パンチ │ カウ・ロイ → → キック
ティー・ソーク・ボン ← パンチ │ スピニングヒールキック ↓ ↘ → キック
ヘルニードル ↑ パンチor↗ パンチ│ スピニングミドルキック Hボタン + キック
スウェイブロー ↖ パンチ │ フライングニーキック → → パンチ+ キック
アッパー ↘ パンチ
ヘル・スマッシュ ↘ パンチ・→ パンチ
ヘブン・スマッシュ ↘ パンチ・→ パンチ・パンチ
ツイスターアッパー ↓ ↘ → Hボタン + パンチ+ キック

・パンチor背パンチor↖ パンチ([パンチ]と表記)からの派生
ジャブ・ハイキック [パンチ]・キック
ジャブ・ストレート [パンチ]・パンチ
バルカンエルボー [パンチ]・パンチ・パンチ
バルカンエッジ [パンチ]・パンチ・→ パンチ
ブラッディラッシュ [パンチ]・パンチ・→ パンチ・パンチ
デビルズラッシュ [パンチ]・パンチ・→ パンチ・← パンチ
ジェノサイドラッシュ [パンチ]・パンチ・→ パンチ・キック
バルカンライジングニー [パンチ]・パンチ・キック
バルカンニーキック [パンチ]・パンチ・→ キック
ダンシングラッシュ [パンチ]・パンチ・→ キック・キック
───────────────────────────────────────
[特殊行動]
フェイクロール ↓ ↘ → + Hボタン
───────────────────────────────────────
[プロフィール]
国籍:アメリカ
性別:男 年齢:25歳 誕生日:4月3日 血液型:O型
身長:180cm 体重:78kg 3サイズ:B106・W84・H95
流派:ムエタイ
職業:DJ
好きなもの:アイスクリーム
趣味:ビリヤード
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[ストーリー ~ザック~]
薄汚れたスラムの片隅で、少年たちの歓声があがる。
「さすが、ザックだぜ」
「うるせえぞ、おまえら。当たり前のことでいちいち騒ぐな」
口から泡を吹いて地面に倒れる大柄な警官を見おろしながら、ザックは軽く両手を払
った。
「いいか、もう二度と俺たちの前に顔を出すな。ガキのスリくらい見のがしてやれ。お
い、ちゃんと聞いてるのか!」
ザックは横たわる警官の頭をもう一度ポカリとなぐった。

ある日、ボクシングの元世界チャンピオンがタイからやって来たムエタイの戦士と対
戦試合を行う−との話を聞き、ザックはその会場へぶらぶらと歩いてやって来た。強引
に金を払わず入場すると、彼は一番前の席に座り足を広げてふんぞりかえった。試合は
強烈な足技を繰り出すムエタイ側の圧勝に終わった。
「ほう、『むうぇたい』ってのはそんなに強いのか。どーれ」
試合後、着替え中のムエタイ選手の控え室に、勝手に扉を開けてザックがずかずかと
入って来た。
「よう、俺とひとつやってみないか」
いきなり拳を振り上げるザックにとまどうものの、ムエタイ選手はすぐさま体勢を整
え反射的に肘を出した。顔面に痛烈な一撃をくらい、ザックは後ろによろめいた。
「肘で殴りやがって、汚い野郎だ。もう手加減しねえぞ」
ザックは素早いステップで相手に接近すると、一瞬の内に膝を放った。ムエタイ選手
の体は大きく吹っ飛び、壁に叩きつけられた。
「こりゃ、すげえ。おまえの技をいただくぜ。ありがとよ」
豪快に笑いながら、床にのびているムエタイ選手を尻目にザックは部屋を後にした。
その後、彼はムエタイのビデオを見て技を覚え、自己流のムエタイスタイルを修得し
た。

夏の日の午後、いつものようにやることもなく町をぶらついているザックは一枚の看
板の横を通りかかった。

『究極の異種格闘技大会、D・O・A 出場者募集中!』
何気なく一瞥くれただけのザックだったか、その桁外れな賞金金額が彼を立ち止まら
せた。
「ほう」 口元が思わずゆるむ。
「わざわざ俺のためにこんだけ用意してくれるとはご苦労なこった」
看板を壁から無理やりはがすと、ザックはそれを小脇に抱えた。そして口笛を吹きな
がら、再び彼は通りを歩き始めた−。


ゲン・フー
───────────────────────────────────────
[基本打撃技]
順歩捶 (ジュンホスイ) パンチ
丹鳳朝陽 (タンホウチョウヨウ) ↘ パンチ
崩捶 (ホウスイ) ↓ パンチ
高弾腿 (コウダンタイ) キック
弾腿 (ダンタイ) ↘ キック
斧刃脚 (フジンキャク) ↓ キック
───────────────────────────────────────
[背後攻撃] (相手に背中を向けて)
転身崩捶 (テンシンホウスイ) パンチ
転身挑領 (テンシンチョウリョウ) ↓ パンチ
転身下崩捶 (テンシンカホウスイ) [↓ ]パンチ
転身蹴腿 (テンシンシュウタイ) キック
後蹴腿 (コウシュウタイ) ↓ キック
転身下蹬脚 (テンシンカトウキャク) [↓ ]キック
───────────────────────────────────────
[ジャンプ攻撃]
中空上歩捶 (チュウクウジョウホスイ) 前J中パンチ
中空順歩捶 (チュウクウジュンホスイ) 上J中パンチ
中空蹬脚 (チュウクウトウキャク) 前J中キック
中空落蹬脚 (チュウクウラクトウキャク) 上J中キック
飛躍搨把 (ヒヤクトウハ) 前J着パンチ
跳躍搨把 (チョウヤクトウハ) 上J着パンチ
退身搨把 (タイシントウハ) 後J着パンチ
飛躍掃腿 (ヒヤクソウタイ) 前J着キック
跳躍掃腿 (チョウヤクソウタイ) 上J着キック
退身掃腿 (タイシンソウタイ) 後J着キック
───────────────────────────────────────
[ダウン攻撃] (ダウン中の相手に対して) │
落地撑掌 (ラクチトウショウ) ↑ パンチ │ 地撑掌 (チトウショウ) ↓ パンチ
───────────────────────────────────────
[投げ技] (接近して)
十字裹横 (ジュウジカオウ) Hボタン + パンチ
雲閉日月把 (ウンペイニチゲツハ) ↓ → Hボタン + パンチ+ キック
硬開三皇鎖 (コウカイサンオウサ) ← ↓ ↙ パンチ
真意把 (シンイハ) ← Hボタン + パンチ
虎擺尾 (コハイビ) 敵背Hボタン + パンチ
───────────────────────────────────────
[受け関節技(ディフェンシブ・ホールド)]
採手 (サイシュ) 敵パンチに Hボタン
搂手 (ロウシュ) 敵キックに Hボタン
掛手 (カシュ) 敵パンチに↓ Hボタン
勾掛 (コウカ) 敵キックに↓ Hボタン
龍調膀 (リュウチョウボウ) 敵中段キックに↓ ↙ ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[つかみ関節技(オフェンシブ・ホールド)]
圧手 (アッシュ) → Hボタン orJ着Hボタン or敵背→ Hボタン or敵背→ ← Hボタン
揪腿 (シュウタイ) → ← Hボタン
───────────────────────────────────────
[固有打撃技]
順歩捶 (ジュンホスイ) パンチ
連捶 (レンスイ) パンチ・パンチ
丹鳳朝陽 (タンホウチョウヨウ) ↘ パンチ
虎蹲山 (コソンザン) ↘ パンチ・↘ パンチ
虎抱頭 (コホウトウ) ↗ パンチ
撑掌 (トウショウ) ↑ パンチ
盤肘 (バンチュウ) → パンチ
懐抱頑石 (カイホウガンセキ) ← パンチ
挑領 (チョウリョウ) [↘ ]パンチ
単把 (タンパ) → → パンチ
虎蹲山 (コソンザン) ↘ ↘ パンチ
箭疾歩 (センシッポ) → → Hボタン・パンチ
虎撲把 (コボクハ) パンチ+ キック
鷹捉把 (ヨウソクハ) → ← パンチ
烏牛擺頭 (ウギュウハイトウ) ↙ → パンチ
双把 (ソウハ) → → パンチ+ キック
斬捶 (ザンスイ) ↓ パンチ+ キック
鶏子栽肩 (ヨウシサイケン) ↓ パンチ+ キック・← → パンチ
搨把 (トウハ) Hボタン + パンチ+ キック
弾腿 (ダンタイ) ↘ キック
蛇出洞 (ジャシュツドウ) ↘ キック・パンチ
半旋風 (ハンセンプウ) ↗ キック
旋風脚 (センプウキャク) ↑ キック
転身後蹴腿 (テンシンコウシュウタイ) ↖ キック
側踹脚 (ソクタンキャク) → → キック
双飛脚 (ソウヒキャク) Hボタン + キック
前掃腿 (ゼンソウタイ) ↓ Hボタン + キック
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[プロフィール]
国籍:中国
性別:男 年齢:65歳 誕生日:1月5日 血液型:A型
身長:170cm 体重:78kg 3サイズ:B96・W102・H99
流派:心意六号拳
職業:古書店経営
好きなもの:麻婆豆腐
趣味:水墨画
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[ストーリー ~ゲン・フー~]
うなりをあげて突き出された拳を体を沈めてかわすと、彼は瞬時に踏み込んで若者の
間合いに入った。そして体勢の崩れた若者のあごめがけて一気に右腕を振り上げる。強
烈な一撃をうけて若者の体が空に浮いた。すかさずその体めがけて両の拳を突き出す−

豪放、勇猛−心意六合拳の使い手である彼の技は力強い言葉で彩られる。あらゆる格
闘家を倒してきたその名は今や全土に知れ渡っていた。噂を聞きつけ彼に挑戦するもの
は数多かったが、そのほとんどが全身からみなぎる迫力に圧倒され勝負から逃げ出した
。それでも彼を倒し己の名を上げようとする格闘家は後を絶たなかった。そして今、彼
に立ち向かう若者もその一人だった。
−まだ、若すぎる。必死の形相で技を繰り出す若者の動きを見極めながら彼は思った。
拳に殺意がこめられている。これでは自分を倒す事などできん・・・。
一瞬の隙を見て若者の鋭い突きが目を襲った。その手を払うが早いか、彼は左手で自
分の右手首をつかみ、小指から手首の部分で引き寄せるように若者の後頭部を打った。
そのまま体を沈めつつ若者を引き倒し、顔を地面に打ちつける。十字裹横−心意拳の激
烈な一打は一瞬にして辺りを血の色に染めた。低い叫びをもらし彼が若者の顔をのぞき
込んだ時、すでにその息は止まっていた・・・。

ふいに夢からさめると、ゲン・フーは深いため息をついた。また、あの時の夢を見た
。長い年月も彼を忌まわしい記憶から未だ解放してはくれない。病室の壁を背に知らぬ
間に眠り込んでいたようだ。起き上がって横を見やると、孫娘メイ・リンが体中に細い
管をつなげられベッドの上でかすかな寝息をたてている。自動車事故に巻き込まれ両親
は死亡、このメイ・リンだけが奇跡的に助かった。しかし数カ月の治療もむなしく、メ
イ・リンは日に日に容態を悪化させていた。もっと設備の良い病院でより効果のある治
療が必要である。だが唯一の身寄りであるゲン・フーには、それに要する多額の金銭を
用意することなど到底不可能だった・・・。
「失礼、よろしいかな」 扉をノックした返事を待たずに、紺のスーツを着込んだ男が
入って来る。
「もう来るなと何度言わせるのじゃ。わしはもう闘わん」
「そうおっしゃらずに、もう一度考え直してはくださいませんか」 男は手にした封筒
からパンフレットを取り出すとゲン・フーに差し出した。「世界一の異種格闘技大会−
」と書かれた表紙の文字が目に入る。ゲン・フーは男を押しのけ、メイ・リンのベッド
に歩み寄った。
「あなたのような高名な格闘家が出場すれば、大会はより盛り上がることでしょう。そ
れに、高額の賞金もきっとあなたのものに−」
ゲン・フーの足が止まり、口からうめきが漏れる。そう、その大金こそが今まさに必
要なのだ。しかし・・・。
「あなたの拳が、今度は命を救うのです」
その言葉とともにゲン・フーの記憶がまた時をさかのぼる。あの時本当に「若すぎた
」のは自分の方だった。己の力への過信こそが拳に殺意を与えたのだ。それ故に若き命
を奪ってしまった−。混沌とした記憶の中をさまようゲン・フーには、ベッドの上のメ
イ・リンが必死に彼に語りかけているような気がした。おじいちゃん、おじいちゃん・
・・。
−己の拳で本当に若き命を救う事ができるのか。
ゲン・フーは突然鋭い咆哮をあげると、男の方に振り向いた。拳を強く握りしめる。
瞳に格闘家の光がよみがえる。そして、ゆっくりと踏み出す。
己の技の封印を解き、ゲン・フーは再び戦いの中へ赴くのだった−。


[ 隠し要素 ]
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・バーストモード
コイン投入後Hボタン + パンチ+ キックを押しながらスタート
リング全体がデンジャーゾーンになる。

・VTRリプレイ
勝利後にリプレイが始まるまでHボタン + キック押しっぱなし。パンチで逆再生。

・勝ちポーズセレクト
勝利時Hボタン orパンチirキックで勝ちポーズを選択できる。

・視点操作
勝利ポーズ中_H+ パンチ+ キックを押しながらレバーで視点を操作できる。
(デッドオアアライブ+ + のみ)


[ ストーリー ]
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古来より幾度となく繰り返されてきた獲投大会。力と力、技と技がぶつかりあうさま
に人々は熱狂し、さらなる刺激と興奮を求めてそのスタイルは進化を遂げてきた。
もっと過激な戦いを−そんな人々の欲求はやがて新たな異種格闘技大会を生んだ。

ルールなど存在せず、ただ相手を倒すことだけが要求されるこの大会では、数々の熾
烈な戦いが繰り広げられた。やがて闘いの過激さは頂点を極め、試合中に命を落とす者
も少なくはなかった。しかし、大会優勝者に与えられる莫大な賞金と名誉を求め、無謀
にも大会に参加する格闘家は後を絶たない。

出場する格闘家たちの力が均衡するようになると、完全決着を望む声が高くなり、ひ
とつのシステムが生み出された。リング外周に設けられたデンジャーゾーン−数々のト
ラップが巧妙に仕掛けられたこのゾーンでは、一定以上の負荷がかかるとその威力を発
揮する。その刺激的な演出に観客は酔いしれた。
さらに、闘いの勝敗には多額の金が動くようになり、賭けそのものが合法的に行われ
るようになっていったのである。
いつしか大会はその規模を拡大し、世界各地から強者が続々と集まるようになった。
大会は世界中に中継され、その存在は誰しもが知るところとなった。

今年もまた大会が始まろうとしていた。格闘家たちは過酷な舞台へと上がっていく。
それぞれの想いを心に秘めて・・・。

人々はこの闘いを「デッド・オア・アライブ」と呼んだ−。


[ 参考文献 ]
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ゲーメストムック 第57巻 デッド オア アライブ


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