セガサターン アフターバーナーII(メロディーバージョン)
攻撃の主軸ホーミングミサイル
攻撃の主軸となるミサイルですが、ただやみくもにロックして撃つだけではあまり意味がありません。まずは注意点を述べておきます。
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☆ 先制攻撃にもってこい |
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正確かつスピーディーな攻撃ができるため、先制攻撃にはもってこいです。とにかく敵より先に攻撃して、敵の攻撃を減らせば余裕をもって攻撃できます。 そのためには、やはり敵の出現位置、順序、攻撃の特徴などをしっかり覚えることが必要。出たとこ勝負では、どうしても撃ち忘れがでてしまい「よけ」という作業をしてしまいます。 |
☆ 多重ロックオンはダメ!! |
さて、敵の出現量の少ない時は先制攻撃が有効ですが、多数の敵が一度に出現した場合はどうでしょう。 実はここで問題が起きるのです。ロックは何機でもできますが、自機が一度に撃てるミサイルの数は5~3発なのです。 また、必ずしもロックした順にミサイルがその敵へ飛んでいくわけではありません。多数の敵をロックして落とそうとしても、必ず何機か残ってしまいますし、どの敵が残るかはとても予想しにくいのです。 従って、このように多数の敵を相手にする時は、2、3度に分けて攻撃するのです。そうそう、敵が攻撃してきていることを頭に入れといて下さいね。 以上の2点がミサイル攻撃の基本と注意点です。状況に応じて使い分けないとHIT数のロスになるので、しっかりマスターしましょう。 |
使いこなせバルカン砲
主に目標が接近してこないと使えないわけですから、必ずといってよいくらい敵の攻撃をやり過ごしてから自機の攻撃に移らなければなりません。行動はあくまでスピーディーにです。 狙い方ですが、目標そのものを狙うのではなく、敵のベクトル(飛んでいく方向)などを考えて、ちょっと前方を狙うのがコツ。真正面の敵をおとす分には問題ないのですが、左右など多少自機より横にいる敵はとっても狙いにくい。これらの敵に対しての上手いおとし方は、後の照準の章で詳しく説明するとしましょう。 ところで、後半の面へいくと、かなり自機に近い位置から攻撃してくる敵が増えてくると思います。(14面はまさにそれのオンパレード。)これらを嫌って、攻撃してくる前にミサイルで...なぁんて弱気なことを言ってる人がいますが、こいつらは簡単にバルカンでおとせるのです。 そもそも近距離から撃ってくる敵のミサイルは誘導性がほとんど無いため、わずかに自機を動かしてやるだけでよけられるのです。(特に、縦の動きは効果絶大。)これを利用して次のようにするとよいわけです。 1.照準で目標を狙う。 2.バルカンは撃ちっぱなしで狙い続け、敵が撃ってきたら上か下へ逃げる。 どうですか?簡単でしょう。また、逆に考えるとこういうやり方もできます。 1.下方で待機。 2.敵が撃ってきたら、すかさず正面へ。 3.バルカンを撃つ。 というようなやり方です。中盤からはこのテクがかなり必要となってきます。 さて、主に攻撃の基礎的なことを書きましたが、いかがなもんでしょう。パターンとはこれらのテクの組み合わせ、応用によって成り立っているわけです(ある程度は...)。さらにこれらのテクを生かすために、照準について説明しておきましょう。 |
覚えておこう照準のテク
操縦桿は自機を動かすものであり、かつ照準を動かすものでもあります。自機が攻撃するためには、それといっしょに自機そのものも移動させなければなりません。つまり、敵の攻撃をよけることを主体に動きながらも、自機が攻撃できる体制にする(究極なかせぎを考えている人はこの逆)という動きが必要になってきます。 つまり、1つの攻撃をよけると目の前に敵がいて、バルカンでおとせるようになっているとか、ロックしている、みたいな状態にもっていくわけです。このような、避けと攻撃の一体となった動きを作ることによって、さらによいパターンを作ることができるわけです。 とにかく難しく考えずに、「あれ、撃てそうだ」と思ったら、その敵をためしに撃ってみる。こういった、だめでもともとの努力の積み重ねがハイスコア(どんなゲームでも)を狙うのに必要ではないでしょうか。 |
☆ 試そう照準飛ばし |
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さて、話がそれてしまいましたが、ここでみなさんに試してもらいたいことがあります。 操縦桿を前に倒して、そこから一気に右下又は左下へ入れてみてください(もち敵がいない時に)。自機は下方から斜め上へ動いたと思いますが、さて照準はどうなったでしょうか。おそらく画面外へ飛んでいき、再び自機の鼻先に戻ってくるはずです。これを「照準飛ばし」と呼んでいます。これを使って、画面の端など、照準の届きにくい所にいる敵をおとすのに使えます。 ミサイル、バルカンは結構難しいですが、究極にかせぐ人はマスターすること。このテクで、自分の思った所へ照準を飛ばせるようになれば(下方など無理なとこもありますが)AB2を半分極めたのと同じです。それくらいの重要テクですから、しっかりマスターして下さい。とにかく、操縦桿に入れる力の加減がカギです。 「照準飛ばし」より簡単かつ正確にできる技があります。「横ずらし」というのがそれ。要するに、操縦桿を左右どっちかに入れっぱなしにして、端にいる敵を正面へ持ってきて攻撃しやすくする、というもの。簡単なのはよいのですが、時間がかかるのが欠点。だから、敵の攻撃が激しい時や、敵の速度が速くて、すぐすれちがってしまうような時は使えません。どちらのやり方がよいかは、その時その場合によって使い分けて下さい。 |
これも知っておこう
☆ 誘爆・・・狙いすませて撃て! |
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よく編隊の1機をおとしただけで、その編隊全部がおちる、というやつです。全面を通して結構でてきますが、どれも、どの敵をどのタイミングでおとせば誘爆するかが決まっています。そこで、その誘爆する敵の場所の簡単な覚え方を説明しましょう。 主に、編隊の1番上にいる敵。上にさらに何機もいる時は、その中で1番左にいる敵にミサイルを当てればよい。 |
☆ 後方敵機・・・カモだカモだ! |
わけもなく後方からわくように出てきて、自機を追い越して、攻撃もせず前方へ消えてしまう、いわばカモ(爆弾落としていくのもいるが全く意味無し)。せっかくのカモなのだから、逃さないように。 注意点は、こいつらは自機のスピードよりやや速いスピードで追い越していくのですが、こいつらが出てくる直前でスピードを変えると(特にスローからファースト)、出現しないことがあります。また、アフターバーナーを吹かしてる時は全く出てきません。とにかく全体をスローでいかなければかせげないわけですから、あんまり問題がないと思います。 |
☆ ロック消え |
ロックしてミサイルを撃ったはずなのに、ミサイルが変な方向へ飛んでいってしまう...そんな経験はありませんか?これを「ロック消え」って呼んでいます。 どのような時に起こるかというと、ロックした敵がミサイル以外(バルカンや誘爆)で落とした後、すぐ別な敵をロックしてミサイルを撃つと、大体そうなります。 対処の仕方としては、まずミサイルが変な方向へ飛んでいったのを見たらすぐに、もう1発ミサイルを撃つ。又、「ロック消え」する、と判っている時は、ロックしてもミサイルを撃たず、ロックが消える寸前でミサイルを撃つ。又はロックし直すのがBEST。 前者の方はタイミングを覚えるのが大変ですが、後者よりはスピーディーにできると思います。 |
☆ HITの内訳 |
HIT数は、ミサイルでおとした敵の数を倍にしたものと、バルカンでおとした敵の数を足したもので表されます。要するに、HIT数の大半はミサイルでおとした数で占められているわけです。 全面で補給されるミサイルの数は650発です。全部使えば、HIT1300は出るわけです。さらに後方敵機、誘爆などを考えれば、1450くらい出る(と思う)。あとはバルカンテクをいかに使うかでしょう。 また、前半の面は100発補給があるので、とにかくミサイル中心のパターンを組み立てること。後半の面はバルカンに比重を置いて、補給時にミサイルが50発以下になるようにうまく調節する。最終面が終わると同時にミサイルが無くなればベスト。このバランス加減が結構重要。1発1発のミサイルを大切にしよう。 |
つけたしだよん
☆ キャラクターオーバー |
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このゲームはゲームの進行が遅くなるのを防ぐ為に、ある一定のキャラクターが画面上に出現すると、それ以上出現しないようになっています。ミサイル、敵キャラなどがそうです。従って、敵のミサイルが多数出現している時は自機のミサイルが非常に出にくくなります。 又、敵キャラは画面上に11機しか出現できません。敵を残しすぎると、パターンが狂ってしまうことがあります。やるたびにパターンが違うという人は、このことを十分気をつけてプレイして下さい。 |
☆ 補給シーン |
補給シーン直前で撃ったミサイル、バルカンは、画面上から消えたように見えますが、実はその場所に静止しているだけで、当たり判定も残っているのです。 だから、その場所へ敵機がくると、ちゃんと当たってくれます。補給シーン(空中給油)の直前で出現した敵でも、うまくバルカンで弾幕をはっておくと当たってくれることがあります。 あと、補給シーンの直前でスピードを上げると、次の面に入った時、減速に多少時間がかかります。下手をすると敵があっという間に通り過ぎてしまったりするので、注意しましょう。 |
資料
株式会社 新声社 月刊ゲーメスト いまさらアフターバーナーⅡHIT1500への道 師範:VIRGOさん & SHOさん 門弟:ずるさん(構成・記述担当) |