トップページ > 記事閲覧
STAR BLADE
日時: 2002/08/20 08:10
名前: Novice

MAME未対応ですが、ナンバーワンはやはりコレです。

1991年7月某日。

高校の帰り道にある日の丸パチンコで始めて見ました。
美しい画面と衝撃的な演出。そして不可能なのではないかと思うほどの激烈な難度を見て、これをクリアできたら楽しいだろうなと思い、それまで毎日やっていたトップランディングから替えました。

初プレイは…ワープ後すぐ終わってしまい11万点くらいでした。
2度目のプレイも3度目のプレイも15万点いかず。
シールドが有限で、うてっこない敵が多いからうまくならないゲームだなぁ……と。

それから一週間ほどやり続けましたが25万点を超えることも一面をクリアすることも一度もなく、酷いゲームだと決め付けかかっていました。
Page: [1] [2] [3] [4]

Re: STAR BLADE ( No.1 )
日時: 2002/08/20 08:22
名前: Novice

7月下旬

そんな中、中学の同級生だったY君がこのゲームに挑戦したのです。
彼はワルキューレを初プレイクリアした(恐らく3000円以上コンティニューしただろう)猛者で、
近所でも有名な大地主の息子でした。

彼はあふれんばかりの100円玉を持ってこのゲームに挑戦。
見たこともない敵をひたすら財力で突き進み2面ボスなど、そこだけで2度コンティニューをしていました。
そして…私はこのゲームが一度もシールド回復しないこと、避けたくても避けられないレーザー攻撃があること。そして38回のコンティニューがあればだれでもエンディングが見られることを知りました。スコアは91万点。

……エンディングは非常にかっこよくしばらく見とれてしまうようなものでしたが誰がこの画面を見る事が出来るというのでしょうか。
エンディング後、クリアしないと入れられないネームエントリーも非常にかっこよかったですが、それが更に自分を不愉快にさせました。

…なるほど。ナムコは1プレイ1プレイをプレイさせる出なく山盛りコンティニューをしてくれる一人の客にプレイさせるゲームを作るようになったのか。
それもいいけどね〜。トホホ
スターブレードをやめようと思ったとき、いきなり1プレイで1面をクリアしてレッドアイに到達しました。
スコアは35万点を超えておりその店では私の半分行く人もいないような状況になっていました。
Re: STAR BLADE ( No.2 )
日時: 2002/08/20 23:28
名前: Novice

8月某日

渋谷の従兄弟に会いに行き、帰りにセンター街の渋谷会館に寄りました。
この3階の奥にパイプドリーム(いずれ書きます。超パターンゲーム)があり、こいつをクリアして変えるのが渋谷に寄ったときの日課だったのです。

2階を見て異変に気づきました。
地元(とはいえ、渋谷から5駅だけど)では誰もやるものがいないスターブレードに黒山の人だかりができていたのです。

ちょっと脇から画面を見ましたが明らかに私が今までのスターブレードとは異なる光景でした。
レッドアイの渓谷(2面の中盤)まで言っておりスコアは70万点を超えておりシールドは半分以上残っていました。
しかもジオソードの攻撃力が半端ではないのです。
出てくる敵が次々と…ペンペン草一本残らないハイペースで破壊されていくではありませんか!

結局この人はオクトパス(2面ボス)で一度死んだ後コンティニューでクリアしていきました。
スコアは126万点で例の美しいエンディングを見て行きましたがもっと驚いたのはそのスコアが6位だったことです。(爆)

その後…6時過ぎるまでこの台は空くことがなく、またその間プレイした全プレイヤーが2〜3度コンティニューして皆エンディングを迎えていきました。

この渋谷会館の筐体には連射装置がついていたのです。恐らくこのゲームにおける連射装置は、ハイパーオリンピックのそれを上回るほどの影響力がある兵器でした。

この店の発見により、攻略はあっという間に進みます。
Re: STAR BLADE ( No.3 )
日時: 2002/08/21 00:51
名前: Novice

8月下旬

3プレイもすれば、私はコンティニューなしでクリアできるようになり更にはスコアを気にするようになりました。
上達のプロセスはないのか?などと聞かないで下さい。そんなものはありません。
連射装置さえあればこれほど簡単なゲームはないのではないかと思うほど簡単になります。

身を守るため、危険な敵を撃ちつづけて行けば130万点は行けます。
130万点を超えるようになればコンティニューはいらないでしょう。
敵が並んでいるところなど破壊しなくても良い敵を適度に撃っていけば140万点は簡単に行けます。
もうこれくらいになれば、やられる要素は本当にないです。
オクトパス(2面ボス)などで残バリアを犠牲にクリスタルで稼いで150万を超えるようになりました。

そんな中、久しぶりに地元でスターブレードをやってみました。
もったいないと思いながらも5コインでクリア。
少し練習すると3コインでクリアできるようになりました。
スコアは最初のコインで2面オクトパス手前。
60万点以上いくようになりました。
このくらいになると地元でもギャラリーが集まってきてちょっと気持ちよかったです。

この時点ではまだ160万点も行っていなかったです。
Re: STAR BLADE ( No.4 )
日時: 2002/08/21 11:42
名前: げし

 すみません、ちょっと脱線レスです。アップするかどうか悩んでましたが、
思い切ってアップします。^^;;

 『大地主の息子』

 今思うとこれに当てはまりそうな人物に会った事が一度だけあります。高校
時代でした。今から15年ほど前の話です。いつものように仲間内で行き付け
のナムコランドで遊んでいた時、見なれない制服の高校生らしき男が女(女子
高生?)を二人連れてやってきました。男も女も制服を着ていたので学生で
あったことは間違いありません。

 何せ田舎のゲーセン、固定客が大半だし、制服を着たカップルなんて殆ど
見た事が無いようなところです。女連れってだけでなんだか目立ちました。
しかし目立つのは他にも理由がありました。その辺のゲームを手当たり次第
遊ぶのです。

 確か当時は100円1プレイのゲームと100円2プレイのゲームが混在
していた頃だったと思います。(貧乏な私は100円2プレイのゲームで
余ったクレジットを探してプレイする乞食でした。ww) そんな中で、
その男は特に人気も無さそうな寂れたゲームでも、とにかくコインを入れる。
(当然のように速攻で終るw)どうみてもゲームを楽しむのが目的ではあり
ませんでした。

 更に目立つのが、ちょっとヤンキー色がかってはいるものの、そこそこ綺麗
な連れの女二人が、常にその男の両サイドに密着状態だったのですよ!で、
男は事ある毎に女の肩や腰に手を回す。ウブな自分にとっては目の毒でした。
(w

 なんでこれだけで『大地主の息子』となるか?今、大都市であればそんな
学生カップルをゲーセンで見かけても何とも思わないでしょうが、何せ田舎
です。しかも約15年前の話ですよ。しかも、その男がどう見てもそんな異常
なモテっぷりに値するとは思えない風貌だったのです。学生ながらにして立派
な腹。そして老けたオヤジ顔。非常に分かりやすく言うと、今の私みたいな
もんです。(墓穴

 そうなるともう結論は『マネーパワー』となるわけですね。

 ちなみに、その後ナムコランドでその男を見たという情報はありません。
見なれない制服だったし、近隣の市から小旅行していたのかもしれません。
羨ましいですネ。w

 どうでも良い話でした。(汗 Noviceさん、続きをお願いします。^^;

Re: STAR BLADE ( No.5 )
日時: 2002/08/21 22:00
名前: Novice

11月3日

150万を越えたあたりからスコアは一向に伸びなくなりました。撃てるものは凡そ全て破壊したつもりなのに何でこの1.5倍も点数を取れる人間がいるんだろ〜かと不思議に思っていながらも月日は流れていきました。
この日、御茶ノ水〜神保町にかけて古本市が開かれていました。色々本を買った後、偶然見つけたハイテクノーベルというゲーセンに入ったのです。
ここは当時、全国でも最高水準を誇るプレイヤーが何人もいる最強の店の一つでした。
(しかし、スターブレードはやっていないようです)
ここでプレイしたところ、今までの記録をあっさり抜いて171万点台が出てしまいました。
次のプレイはだいぶミスしたにもかかわらず169万点。数プレイすると180万点が出てしまいました。

それまで全然練習もしていなかったのに…です。

結局のところ、この店の連射速度は渋谷会館よりだいぶ速かったようです。今まで無敵と思っていた渋谷会館の連射は実は悪環境だった…とわかり、このゲームの恐ろしさを知りました。
結局神保町は遠いのでこのときだけしか行っていませんが、遅い連射の渋谷会館でも170万点は出せるようになっていました。
そして、渋谷会館のスターブレードもそろそろ人が空くようになって来ました。


1992年は大学受験の年で渋谷にはあまり出なくなりました。(予備校行ってなかったので)
月に一度くらい170万点くらい出して帰っていく程疎遠になり、ゲーメストのハイスコアも232万点台で更新されなくなってきてそろそろスターブレードの時代は終わりかと思っていましたが…
Re: STAR BLADE ( No.6 )
日時: 2002/08/21 22:22
名前: Novice

1993年 4月30日

大学に入ってすぐにゲーム仲間ができました。
みんなで金を出し合ってLDを買おうというグループです。当時、CGを駆使して作られたスターブレードやソルバルウは同級生達の垂涎の技術が集められて作ってあり、このゲームが大好きな同級生がたくさんいたのです。
結局千円出さずにLDが買えたのでいかに仲間が多かったかということなのですが、スターブレードのLDを見て唖然愕然。卒倒しそうになりました。

このLDは無敵プレイを収録してエンディングまで見せるだけのものだったのです。
スコアは92万点ですから2年前、Y君が四千円近いコンティニューをしていたプレイと大差がないものでした。

しかし、一緒に買ったプレイヤーは凄い良かったと声をそろえて賛同しています。
そこで、この日、大学の創立記念日(どこかは調べないように)だったのでその機会を利用して
全員にプレイを披露することになりました。
彼らの大半は川越市にある公立男子校だったのでその近くにある店で彼らの後輩達もあつめてやることになりました。
まず、3人が各9〜10コインくらい(この店は100円=1コイン制)でクリアしてたので、もうちょっとで1コインクリア…というような2コインクリアを披露しました。スコアは127万点くらいでした。このとき、ワンコインクリアできたらと思うといまでもちょっと悔しい。

そんな彼らからも…というか彼らからだこそ重要な発見をしてくれました。
「オクトパスの前のシャッターって連射遅いと無理だよね。」
「一つ壊せばみんな壊れているのに。」
「というかこのゲーム、敵は後ろから壊れていくよね。」
…?全然気づきませんでしたが、自分の攻撃は背景を貫通しているうえ、奥側の当たり判定から順に破壊していくということみたいです。

早速渋谷に戻って、岩の裏側から攻撃をしてやってみたところ渓谷での点効率が全然違い180万点が出ました。
このとき、連射なしで育った皆を連れて行ったのですが声をそろえてこりゃインチキ兵器じゃねーか。といわれてしまいました。
う〜ん。

inserted by FC2 system